本文

市長の部屋

あじさいの季節です。

                            ajisai.jpg                          

  紫陽花が似合う季節になりました。相知町(現唐津市)の「見返りの滝」は今年も紫陽花にいっぱい包まれ、多くの観光客で賑わっているでしょう。相知町の頃、当時の富永観光課長にいただいた数種類の紫陽花が今年も庭先で咲いています。退職された富永様を先月お訪ねしましたが、今でも新種の紫陽花の研究に余念がない様子で、パン工房で働いているご子息の貴博さんもお元気でした。曽木の滝を見に来ていただいたのがご縁でお付き合いが続いています。曽木の滝周辺は大きく変わろうとしていますので、紫陽花があふれる見返りの滝に見習って、花に囲まれた魅力的な公園になればと思います。市民ボランティアや地域の方々に大いに期待しています。

 

 曽木の滝の分水路が今年度で完成しますが、ほぼできている周辺外郭を見ると、直上流の新堤防や河床掘削と合わせて洪水対策に大bunnsuiro.jpgいに役立つでしょう。県道鶴田~大口線にかかる「新曽木大橋(仮称)」も来年度の完成となりますが、現在、工事途中の斜張橋としてその大きな姿を現しつつあります。白くモダンで大きな高い橋が朝日や夕日に染まる光景を想像すると、今から"ウキウキ"心がときめきます。幅210メートル、高さ12メートル、東洋のナイアガラとしての観光名所である曽木の滝に、新たに大橋や下流の曽木発電所跡の魅力が加わります。読売新聞の「平成の百景」にも選ばれ、新幹線全線開通に向けて、さらに宣伝したいとますます気合が入るところです。

 

 

 taue.jpg

 

    伊佐平野をドライブして気付くことは田植えが日に日に進み、一枚一枚の田んぼで早苗が風にそよいでいます。緑のじゅうたんを敷いたようになるにはまだあと1ヶ月ぐらいはかかるでしょうが、頼りなく風にそよぐか細い苗がなんともいえません。女性なら母性本能をくすぐられるのではないでしょうか。この頃の高齢者は元気です。田を耕運し、代田をならし、田植え、苗の植継ぎ、水の管理など出番が多いのです。まさに生き甲斐あふれる時期でしょう。機械のない時代からの慣れた田んぼの作業は、体が覚えている高齢者の人生そのものでしょう。一苗も粗末にしない仕事ぶりに命と物の大切さを教えられます。

 

 

 

 

  先月の挨拶は口蹄疫について皆さんのご協力とご理解をお願いしました。伊佐市は徹底した消毒を畜産関係車両にさせてもらいました。最初は職員を総動員して24時間3交代でスタートし、連休後は災害協定に基づき建設業者に入っていただきました。消毒ポイントも増やし、一般車両のタイヤ消毒マットも用意したため、多くの人数が必要になりました。消毒作業員のほぼ半数を建設関係者にお願いしています。警察官や警備員の交通規制により安全を確保しながらの作業です。ありがとうございます。もうしばらく続きますのでよろしくお願いします。畜産関係者も今しばらくの辛抱ですので頑張ってください。

 

 宮崎県の口蹄疫も国の危機管理の下、ワクチンの使用や特措法の制定など、終息へ向けて動きつつあります。初動がもっと迅速で的確だったら、このような大被害にはならなかったと思います。その中でも、えびの市の対応はすばやいものがあり、その後も畜産業者のノウハウを取り入れて、拡大を防いだのは特筆すべきことです。えびの市の迅速・syoudoku.jpg的確な対応に感謝いたします。えびの市との距離で20キロ圏内に伊佐市も入りましたので、428日から主要道路での消毒作業を続けています。原稿を書いている1日現在は伊佐市でも清浄性確認検査が行われ、その結果は心配ないとの情報です。伊佐市の移動制限は解除される見通しですが、しばらくの間は関係車両の消毒は続ける予定です。さらなるご協力とご理解をよろしくお願いします。

 

 口蹄疫のためにイベントの中止を余儀なくされました。特に市外・県外からの参加者が多いイベントについては全て中止です。今年は二年に一度の消防団の操法大会が行われる年ですが、畜産関係で働いている団員もいることから、開催が難しくなりそうです。畜産農家にとっては子牛のセリ市が5月に続いて6月も中止ですので、経済的にも痛手です。国の補償制度や購買者のご理解など、今後の再建へ向けて頑張ってまいります。伊佐の子牛は血統的にも良く、全国のセリ市場ランキングでも上位にあります。少しでも早くセリ市が再開されることを願っています。全国の皆様の応援やふるさと会の皆様の励ましに、心強くして頑張ります。

 

 6月議会も始まりました。今回は口蹄疫発生による畜産農家への支援にかかる経費など緊急的なことのほかに、チャレンジ基金による焼酎用麹米生産拡大や汚泥再生処理センターの用地取得などがあります。中でも子どもの細菌性髄膜炎ゼロを目指すため、昨年のHibワクチンに続き小児用肺炎球菌ワクチン接種を全額助成するための予算も提案しています。定住のための移住体験住宅4棟の宣伝や企業誘致活動など、「ふるさと会」との交流も盛んにしてまいります。関東、東海、関西、福岡へのふるさと会の紹介をいたします。伊佐市役所地域振興課へお名前やご住所をお知らせいただければ、それぞれの県人会事務局へ連絡・登録させていただきます。皆様との縁や輪を大切にしたいと思います。ajisai2.jpg

 

 

 大人びて 紫陽花清楚に 色は青

 二番茶とて 好きな人もいる 雨あがり

 雨予知の 超低空 ツバメかな                      

 

               -新-


2010年06月01日