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市長の部屋

鯉のぼりに思ふこと・・・

14-5-1.JPG 大空にゆうゆうと鯉のぼりが泳いでいるのを見ていると、心までおおらかになります。伊佐市出身・鹿児島大学元学長の永田行博先生の句、〝幟(のぼり)立ち男の子だと納得す〟とあります。車窓から見えるその書かれた大きな名前を見ると男だとはわかりますが、ふり仮名をつけてほしいものだと思うときもあります。最近は自由な読み方や漢字の組み合わせも様々で、なかなか正確な呼び名にならない場合があります。個性を発揮するのも良いですが、太郎とか次郎のような名前が今や印象的です。名前には親の願いがありますが、名前は記号のようなものだと10人兄弟(姉妹)だった父はいつも言っていました。9番目の子として大正6年に生まれたので、単に〝大六〟と親は命名したのだそうです。鯉のぼりの季節になると父を思い出します。

 

14-5-2.JPG 私の名前は祖父が願った〝新右衛門〟となるところを、父が厳格な祖父を説得して頭文字の〝新〟だけにしたと聞いたことがあります。正しいフリガナは〝アラタ〟ですが、通称は〝シン〟で生まれた時からそう呼ばれています。市長の任期を重ねても〝新〟なので、若いイメージに感謝しますが、いつまでもフレッシュな新人みたいな印象もあります()。名前が重要な役割を果たすことを学んだのが合併の時でした。新市名が全員一致で〝伊佐市〟に決まったことが一体感の醸成にずいぶん役立ちました。子どもたちが作詞した市歌の1番は〝♪伊佐はとってもい~さ 鳥神山高くそびえ・・〟と歌い出します。伊佐と〝い~さ〟のダジャレですよね。ゆるキャラも〝イーサー君〟と〝イーサキング〟です。

 

14-5-3.JPG 鯉のぼりの季節はどうしても名前について考えてしまいます。これからの世界や日本、そしてふるさと伊佐を発展させてくれる子ども達に期待したいと思います。子育てへの施策はそれぞれの自治体によって内容には優先順位があります。伊佐市の子育て支援は真に支援の必要な子どもたちへの施策を優先し、育てる環境のシステムを構築し確立させています。産婦人科医の確保、鹿児島県立北薩病院の小児科の充実、発達障害などの早期療育システムから学校教育とのしっかりした連携、保育所入所待機児童ゼロ、保育料補助率の高さなど主なものだけでも他の自治体から研修が来るほどの仕組みを構築しています。今月は18日(日曜日)に「伊佐こどもまつり」を市総合体育館でおこないます。今年で第4回目となります。

 

14-5-4.JPG 来月(6)は定例議会が始まることもあり、今月は広域的な協議会や総会が多い月でもあります。春の九州市長会は鹿児島県で開催されるということで、鹿屋市がその会場になりました。県庁所在地や大都市でおこなわれていたのが、45年前から各県とも宿泊が確保できれば中小都市でも開催されるようになりました。宮崎県えびの市で防災・減災フォーラムが川内川上流地区水防演習と合わせて10(土曜日)に行われます。九州治水期成同盟連合会総会、鹿児島県際広域バス対策協議会総会、鹿児島県鳥獣被害防止緊急捕獲対策協議会総会、姶良伊佐地域行政懇話会や同農政推進協議会総会、高校再編関係市町村かごしま県連絡会総会等々が広域的な出席になります。市内各団体の総会は、1日の農業者年金受給者会総代会をスタートに27日の伊佐農業公社総会まで、これから追加があるかもしれませんが今のところ案内をいただいているのは12か所です。

 

14-5-5.JPG 皆さんに参加してほしいイベントは4日に行われる「いさドラゴンカップ」です。湯之尾滝上流の菱刈カヌー競技場で行われます。ひしかりドラゴンフェスタとして始まり、市外からの強豪チームが競って参加していただき、合併6年目の今年は伊佐市全域からもたくさんのチームが集まります。今年は特に小学生チームの参加が増えており、とても嬉しく思います。漕いで楽しい、応援して楽しい、参加して楽しいイベントです。同じく4日には近くの農村公園で今年もアートトラックショーが開催されます。子育て支援へのチャリティーイベントにもなっています。彼らの優しさを感じてください。

 

14-5-6.JPG 先月から伊佐PR課が街中のふれあいセンター2階に事務所を構えました。新規の試みとして、新聞等に掲載された伊佐に関係するニュースを庁内でお知らせしたところ、4月1日から30日までの月曜から金曜の配信(新聞掲載率)が100%を記録しました。伊佐の記事はよく見かけると聞いていたのが証明され、こんなにも毎日何かしら伊佐市に関係のある記事が見つかるとは思いませんでした。これからも話題発信に市民の皆様のご協力をいただき、市外からも情報を寄せていただき、PR活動に努めたいと思います。今月末の31日は鹿児島伊佐会がパレスイン鹿児島で開催されます。喜んで出席いたしますので多くの皆様の参加と再会を楽しみにしております。新緑の伊佐にもどうぞお越しください。お待ちしております。

 

   青空をひとりじめして鯉のぼり

   鯉のぼり父の願ひは知らぬまま

   矢車の音薫風の空にあり

   走り梅雨傘を忘れて君の部屋

   母の手の弱くなりても茶摘みかな     ― 新 ―


2014年05月01日