No.200【大口校区/6LDK/S58年築/1,700万】「今このひととき、慈しむ。日日是『こうじつ』の家。」:伊佐市空き家バンク

2024年07月03日

「今このひととき、慈しむ。日日是『こうじつ』の家。

 

こんにちは、田中です。

伊佐に移住して、季節の手仕事を楽しんでいるのですが、
今年2月に仕込んだ手作り味噌から、いい香りがしてきまして!

お味噌の大敵「カビ」が怖いので、梅雨に入る前にパウチに移して冷蔵庫に避難させました。

自分で作った味噌の美味しさたるや・・・!
これがまさしく「手前味噌」なのですが、優しく染み渡るような味わいなのです。

伊佐産の大豆と、お隣の水俣市の麹屋さんから生麹を買ってきて仕込んだ手前味噌、今後は麹作りにもチャレンジしていきたいなぁと胸を膨らませております。

 

さてさて、相変わらず前置きの長い田中の記事ですが、今回お味噌の話をしたのには理由がありまして・・・

今回ご紹介する物件には、店舗と住宅がございまして、店舗はどうやらかつて「こうじ(麹)」製品を扱う商店だったようなのです!

 

旧店舗部分は、外からのお写真でさらりとご紹介になりますが、あの冷蔵庫に甘酒やお味噌が入っていたのでしょうか(ワクワク)。

 

こちらはおそらく作業場ですね。奥にある蒸し器は、かつて麹を作る際に使われていたものかもしれませんね。どんなふうに作業されていたのか、見てみたいなぁ。

 

商店の入り口側には、駐車スペースもたっぷりと。
住宅スペースへのアクセスは、建物西側の道路からになりますので、そちらへ回り込みましょう。

 

こちらが、住宅への入り口です。
立派なシャッター付き車庫は、愛車を雨風から守ってくれます。

車庫内部の様子です。
少しばかり余談ですが、伊佐市は幸いにして、鹿児島県民を多く悩ませる「降灰」があまりない地域です。

登山好きの職員さんによれば、桜島の灰よりも新燃岳の灰の粒子が細かく、新燃岳の灰が稀に降った時には、急いで車を洗い流すのだそうです。

降灰頻度はとても低いですが、万が一の時にも屋根付き車庫があると安心ですね♪

 

おうちの正面には、緑豊かな公園。物件内部を見る前から、暮らしやすそうな雰囲気が漂っていますね。

本物件が位置するのは、「伊佐市大口上町」エリア。
昭和63年まで運行していた「薩摩大口駅」の程近くで、現在も商店や飲食店を徒歩圏内に有するエリアです。

 

大変ながらくお待たせしました、内部を見てまいりましょう!
先にお伝えしておきますが、本物件とても広く見応えがありますので、テンポよくご紹介していけたらと思います。

ではでは、お邪魔いたします!

 

手入れの行き届いた室内からは、以前の住人さんが丁寧に住まわれていたことが伺えます。

 

物件の東西に伸びる廊下も、艶めきを帯びて凛とした雰囲気。

 

廊下の先には、二間続きの和室。物件の西側に位置しています。

多くを語らずとも、端々から感じられる厳かで堂々とした佇まいがお分かりいただけるかと思います。

 

お次は、東側を見ていきます。
物件にお邪魔した時から気になっている、玄関近くのアーチ型の出入り口の先は・・?

 

洗面台と水洗トイレです。下水の処理は、浄化槽を利用しています。

 

トイレのおとなりは、洗濯機置き場兼脱衣所と、お風呂。「チーム水回り」が集結していました。

洗濯機の先に見える空間は・・?

 

キッチンと、リビングに繋がっていました。
料理しながら洗濯の様子を気に掛けられる、家事動線の考えられたつくりに感じられます。

 

このリビングの大きな掃き出し窓からは、店舗のすぐ横にでられるようになっています!こちらも動線バッチリですね◎

 

リビングの南側は、八畳の和室です。

 

いやぁ、見応えあるなぁ!と思ったのも束の間、当物件が二階建てだということを思い出しました。
映画のクライマックスがそろそろかな、と思っていたら、さらに展開が始まったかのような謎のお得感を胸に、階段を登ります。

 

2階には、和室と洋室がそれぞれ一つずつ。

 

六畳の和室は、日当たり良好。収納も窓もあり、風通しが良さそうな予感。

 

洋室には、ベッドやタンスと肩を並べて、仕事机が。

立派な本棚も備え付けられているところを見ると、かつては書斎・仕事場として活躍していた場所だったのでしょうね。
この本棚いっぱいに、お気に入りの本たちを並べただけで心が躍りそうです!

 

洗面台とお手洗いの設備が二階にあることも、嬉しいポイントですね。
お仕事に疲れたら、この洗面台で顔を洗ってリフレッシュ、なんて光景が目に浮かびます。

 

物件のご紹介は以上となります。
あれもこれもお伝えしたいと思ううちに、ついつい記事ボリュームが増してしまいました。

タイトルに用いた「日日是好日」は、毎日毎日が素晴らしいという意味の禅語です。
当たり前の日常、日々の暮らしを慈しみ、喜び、楽しむ。
当物件からは、そんな雰囲気を感じとりました。(麹と好日の語呂合わせ説も・・)

当物件で、伊佐の暮らしを楽しんでくださる方からのお問い合わせをお待ちしております!

 

  • 間取図

  •  

    登録台帳

    登録番号 200 分類 売却 価格 1,700万
    所在地

    伊佐市大口上町

    契約種別 不動産会社媒介 建築時期

    S58

    物件の概要 面積 構造
    建物 住宅 122.55㎡(1F)
    41.51㎡(2F)
    木造
    店舗
    空き家になった時期 令和5年
    増改築歴 無し 
    家財有無 有り
    間取り 1F 4LD
    2F 和室・洋室・トイレ・洗面
    設備等状況 電気 引込済 ガス プロパン 風呂 ガス
    水道 上水道 下水道 浄化槽 トイレ 水洗
    車庫 物置
    面積 582㎡ 農地 駐車場
    その他
    主要な施設等までの距離 市役所まで1.0km、警察署まで0.8km、保育所まで0.3km、小学校まで1.1km、中学校まで2.1km、高校まで1.4km、病院まで0.7km、スーパーまで0.6km
    特記事項

    内覧の前に・・・

    伊佐市の空き家バンクでは、社会的に負の遺産と捉えられることが多くなってきている“空き家”に光を当てて、独自の視点により物件の魅力をご紹介することで、情報発信をするお手伝いをしております。
    市の役割等についてこちらをご一読ください

    空き家はあくまでも中古住宅であり、新築のように完璧な状態であることはほとんどありません。
    内覧やご購入をされるに当たっては、物件の詳細情報等について、担当する不動産業者やオーナーさんによく確認いただき、納得された上でご検討いただきますようお願いいたします。

    【確認項目の一例】
    ・雨漏りの有無について
    ・シロアリ被害がないかどうかについて
    ・地下水や山水が付いてくる物件である場合、希望する利用用途を満たす水質かどうかについて(厚生労働省の案内
    ・境界のことや敷地特有のことなど、近隣との関係性について
    ・自然豊かであるがゆえ、虫や動物が出ます・・・

    などなど、拾い上げるときりがありませんが、「こんなはずでは無かった・・・」のギャップを少しでも減らせるように、事前に確認できることはしておくことが大事になります。

  • 媒介業者

    岡野土地開発

    • TEL0995-28-2722

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