2023年04月14日

「レトロガラスと暮らす家。」

※オーナー様のご厚意により値下げがありました。

今回ご紹介するのは、繊細さと快活さを兼ね備えた物件です。

 

繊細さを醸し出すのは、建具の随所にあしらわれたレトロガラスたち。
ガラスにほどこされた模様から差し込む太陽光が、室内をやわらかく包みます。

 

快活さをただよわせるのは、二棟並んだ収納兄弟、N＆S！（納屋&倉庫）
伊佐市空き家バンク界では、納屋のことをNと呼んでいます。

 

収納棚付きで使い勝手の良さそうな空間を使って、さぁ何をしようか…
想像を膨らませている時間がなにより楽しかったりして。

 

リビングには寒さ厳しい伊佐の冬を乗り越える、あの設備の名残も…

それでは皆様、ご一緒に見学してまいりましょう！

正面道路からのアクセスを確認すると、本物件が道路より高い位置にあることがわかります。

高さと庭木の相乗効果で、居住スペースが丸見え…なんて心配はご無用です。

 

玄関前の屋根付きスペースは、野菜や柿を干すのにちょうどよさそう！

 

のちほどご紹介する小菜園で収穫した野菜たちの土はここで落とすのかなぁ、なんて想像を膨らませてみたりして。

 

お次は玄関からのアングルです。

 

玄関から室内へと誘導する階段部分を「式台（しきだい）」と言うそうですが、こちらの物件の式台は個性的な形が魅力的です。

 

別アングルから。
高さが2段階で作られ、腰がおろせそうなスペースも設けられており、以前の持ち主さんにとって「住みよい」工夫がされていたことが伺えます。

ひときわ目を惹く、玄関正面の6畳和室の床には…

 

昔の掘りごたつが登場！趣ある佇まい、たまりませんねぇ。

ここでぬくぬくしながらミカンを食べたい。
火鉢置き場にして、お餅やスルメを焼いたりするのもいいなぁ。

 

食べ物の発想ばかりでてくるのは、掘りごたつのある和室のすぐ隣にキッチンがあるからという事にしておきましょう、そうしましょう。

 

玄関とキッチンを仕切るこちらの建具がなんともキュート。
冒頭ご紹介したレトロガラスとネジ締まり窓は、こちらのもの。この可愛らしさはぜひともこのまま活用したい！

 

和室とキッチンの引き戸にも、かわいいレトロガラスがこんにちは。

 

キッチンのお隣がお風呂、洗面台近くには収納棚もあります。

 

トイレへアクセスする際には、こちらの空間を経由して。

 

トイレには水洗トイレがキラリと存在感を放っています。
この地区は、伊佐市でも数少ない下水道（集落排水）が整備された地区。
「どうも、自分レアです」…なんて声が聴こえてくるようです。
※集落排水についてはコチラ

 

4.5畳の和室と6畳の和室は、嬉しい押し入れ付です。

 

この書院にもレトロガラスが。
床の間をワークスペースにDIYしたら、やわらかな光が入ってきて気持ちよさそうだなぁ…！

 

お一人で住むには十分な、すっきりと暮らしたいご夫婦にもほどよい広さかもしれません。

 

敷地内には、十分すぎる大きさと抜群の日当たりを誇る小菜園もあります。

太陽光をたっぷりと浴びた美味しい野菜が収穫できそうな予感がします！

 

小菜園の脇を固める、収納兄弟の存在もどうかお忘れなく。

 

武骨な梁が持ち味の兄（納屋＝N）と…

 

安心のシャッター付き、可能性の塊の弟（倉庫＝S）

 

兄は小菜園の用具置き場、弟は自転車用のガレージにするのもいいなぁ。

撮影の際も「自分だったらこう使いたい」話に花が咲きました。
この空間は、きっとこれから家主さんのカラーが色濃く出ていくんだろうなぁ、楽しみだなぁ！

 

本物件が位置する「田中校区」は、市街地へのアクセスも良く住みやすいと、最近人気のエリアです。

田中校区の物件をお探しの方は、お早めに内覧をご検討ください。

 

間取図

登録台帳

登録番号	171		分類	売却	価格	250万円
所在地	伊佐市菱刈重留		契約種別	不動産会社媒介	建築時期	大正15年
物件の概要	面積				構造
	建物	母屋	65.45㎡		木造
		N（納屋）	47.93㎡
	空き家になった時期		平成19年
	増改築歴		有　平成19年増築・トイレ改修
	家財有無		無
	間取り	1F	3K
設備等状況	電気	引込済	ガス	プロパン	風呂	ガス
	水道	地下水	下水道	集落排水	トイレ	水洗式
	車庫	–	庭	有	物置	有
	面積	586㎡	農地	–	駐車場	有
	その他
主要な施設等までの距離		市役所まで5.0㎞、警察署まで4.3㎞、保育所まで1.3㎞、小学校まで0.9㎞、中学校まで4.5㎞、高校まで5.3㎞、病院まで0.6㎞、スーパーまで0.9㎞
特記事項

内覧の前に・・・

伊佐市の空き家バンクでは、社会的に負の遺産と捉えられることが多くなってきている“空き家”に光を当てて、独自の視点により物件の魅力をご紹介することで、情報発信をするお手伝いをしております。
市の役割等についてこちらをご一読ください

空き家はあくまでも中古住宅であり、新築のように完璧な状態であることはほとんどありません。
内覧やご購入をされるに当たっては、物件の詳細情報等について、担当する不動産業者やオーナーさんによく確認いただき、納得された上でご検討いただきますようお願いいたします。

【確認項目の一例】
・雨漏りの有無について
・シロアリ被害がないかどうかについて
・地下水や山水が付いてくる物件である場合、希望する利用用途を満たす水質かどうかについて（厚生労働省の案内）
・境界のことや敷地特有のことなど、近隣との関係性について
・自然豊かであるがゆえ、虫や動物が出ます・・・

などなど、拾い上げるときりがありませんが、「こんなはずでは無かった・・・」のギャップを少しでも減らせるように、事前に確認できることはしておくことが大事になります。

媒介業者

岡野土地開発

• TEL 0995-28-2722