【Iターン/起業】地域に根付いたラーメン屋さん

2019年04月24日

子ども連れや女性に優しくライブも楽しめるラーメン店

鹿児島県出水市で生まれ鹿児島市で育った野添征裕さん。
2001年、27歳の時に伊佐市に移住し、移住と同時に「らーめん処 -Riki-」をオープンしました。
現在は従業員8名を抱え、店内で音楽ライブを主催したり、地元はもちろん、市外からリピーターが来るなど地域に根付いたラーメン店として人気です。

▲カウンター6席、4人掛け椅子テーブル5卓、6人掛け座敷テーブル4卓あります

伊佐市に来たきっかけを教えてください

もともと、母と姉が伊佐市で飲食店を営んでいました。
鹿児島市に住んでいた時は、トラックの運転手とラーメン屋でバイトをしていましたが、いずれは自分の店を持ちたいと思っていたところ、伊佐市に空き店舗があることを知りました。じゃあ、ここで店を始めよう!と一念発起して家族のサポートを受けながら移住と同時に店を構えました。

ラーメンの味付けはどのようにしたのですか

東京で叔父が構えていた屋号とレシピを引き継ぎました。
味付けは伊佐市に合うように少しずつ進化しています。3年ほど前からスープに合うような麺を手作りしています。
伊佐市の水は軟水で麺づくりにピッタリです。

人気メニューはなんでしょう

金山ねぎ味噌ラーメンが一番人気です。でも僕は醤油ラーメンが一番好きなんです(笑)

▲国内最大の金産出量を誇る菱刈鉱山にちなんで名付けられた「金山ねぎ」は甘みとみずみずしさタップリです。そのネギをふんだんに使った味噌ラーメンです

▲店主のお気に入り。豚骨ベースのスープに数種類の醤油と野菜をブレンドした特製醤油だれは味わい深い定番商品です

伊佐市は「伊佐米」が有名ですよね

もちろん、チャーハンは伊佐米を使用しています。美味しくて大人気です。
以前、娘の友達が「ラーメン処
-Riki-じゃなくて、チャーハン処 -Riki-にすれば良いのに。」って言っていました。

▲昼夜の気温差が激しい伊佐市で作る「伊佐米」は食べだしたら止まらない美味しさ

お休みはありますか

水曜日が定休日ですが、加入している団体の定例会に参加した後、ゴルフの打ちっぱなしに行くのが決まった流れになっています。
完全フリーな日は中々取れませんが、叶うならぼーっとした
1日を過ごしたいです。

ハードワークですね

仕事が頭から離れない事が多いですが、のめり込みすぎないように気をつけています。
急に休みを取ることが出来るのも自営業の強みです。日曜日を臨時休業にしても、翌日、常連さんと気軽に「昨日ないごっじゃったっけ~?」(昨日は何をしてたの?)と、休みの話題が出来るのは、人付き合いの濃厚な田舎だからかもしれません。

田舎の魅力とは

移住前は「あれが無い、これも足りないかも」と、不便なことを想像していましたが、暮らしてみるとそうでもないです。
都会の情報過多も悪くないですが、自然の豊かさが落ち着きます。ただし、夜は真っ暗です。本当の暗闇を知りました。
人口が少ないという事はデメリットだけではありません。地域活動を積極的に行なっている人も多く、仲間と夢を語る機会もたくさんあり、都会より夢への実現が早く叶うかもしれません。いつも話に花が咲きます。

移住当初に感じた苦労はありますか

家族が住んでいたとはいえ、自分の知り合い、友達はゼロの状態からのスタートでした。ラーメンの味に自信はあったけど、地元の方から見たら「突然、別の土地からやって来た人間が店を始めた」と、壁を作られるんじゃないかという不安がありました。というか偏見がありました。その日のお釣りが無いという日も経験しています。まずは1年頑張って、次は3年と、一見さんからリピーター獲得へ向けて、もう根性だけで営業していましたね。

根性からどう心境が変化していきましたか

結婚して子どもが生まれたのが一番大きいです。
2人の娘(中学2年生と小学6年生)にとっては、ここが地元で故郷になります。子ども達のために自分は何を残せるかを考えた時に、家と店だと思いました。10年間、賃貸で営業していましたが、店を移転し土地を購入し再スタートしました。
当時、子ども連れに優しい店が少ないと感じていたので、「無ければ自分で作ればいい」と。移住しておきながらなんですが、「いつか出て行きたい」と思っていた町が「恩返ししたい」町になりました。


▲トイレ前に設置してあるベビーベッド。木の温もりと野添さんの真心を感じます


▲伊佐市に住んでいるデザイナーが作成した缶バッヂは伊佐みやげにピッタリ

お店の今後の展開を教えてください

子ども連れ、女性が気軽に入れる店にしたくて、変化させてきました。
皆んなが求めているものは何かをリサーチして需要と供給のバランスが取れた店にしていきたいです。
伊佐市外から来た人が、ラーメンを食べた後、他の場所へ案内出来るような流れを作りたいです。観光に紐づくスペース、地域の人が楽しめるイベントスペース作りに向けて改装を検討しています。

ライブも行なっていますね

異業種交流会で出会った女性が、伊佐市でライブが出来る場所を探していたのがきっかけです。
昔、バンドをしていたので音楽とラーメンを楽しめる店にしたいです。まだ2回しか開催していませんが、今後は定期的にライブを行なっていきます。夢の話に花が咲いて止まりません(笑)

起業を視野に移住を考えている方へメッセージをお願いします

経営は人との繋がりです。投げかけたら必ず答えてくれます。
今まで1人で頑張っていたと思っていたけれど、気付いたら周りに助けられていました。
自分から動く、これが一番です。

伊佐市に来たら、全力で応援します。


店舗情報

らーめん処 力-Riki-

住所

895-2505 鹿児島県伊佐市大口目丸155-1

電話

0995-22-6333

営業時間

11:3014:30 / 17:4520:45

定休日

毎週水曜日

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鹿児島県伊佐市役所 企画政策課 政策調整係
TEL:0995-23-1311 FAX:0995-22-5344
Mail:seisaku@city.isa.lg.jp

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