新たな一歩
2026年01月01日
謹んで新年のごあいさつを申し上げます。市民の皆さま、そして「市長の部屋」のコーナーをご覧の皆さまにおかれましては新春を健やかにお迎えのことと心からお慶び申し上げます。
1年前の本コーナーでも触れましたが、令和3年頃から続く物価高傾向は昨年も収まる気配はなく、生活に直結する食料をはじめ、あらゆる「モノ・サービス」の価格が上昇し続けました。一方で、「令和のコメ騒動」で注目されたお米の価格のように、そもそも上昇前の価格が生産者コストを反映させた適切な水準であったのか考えさせられるきっかけとなったものもあります。
日本で長く続いたデフレ下では、物価の下落で家計支出が抑えられるメリットがある反面、企業の設備投資意欲の低下や賃金抑制などデメリットが生じていたことも事実です。今後は急激な物価高に応じた必要な生活者支援を行いつつ、中長期的には賃金上昇と生産コストに応じた適切な価格転嫁を受け入れられる体制への転換が日本の成長に欠かせません。伊佐市としては、国が進める総合経済対策のもと、国の支援メニューを効果的に活用しながら、先ずは物価高への対応策を講じてまいります。
さて、これまでも重視してきた教育関連については、「子育て支援センター(ルピナス)」と、「子ども第三の居場所」が本年中に完成予定です。様々な養育環境や事情に応じた支援や集いの場を提供し、今後整備を進める特別支援学校と共に、長年に渡り強く切望されてきた多面的な教育環境整備に向けて新たな一歩を踏み出します。
また、本年は、郷土の誇りである新納忠元公が大永6年(1526年)に誕生してから500年という節目を迎えます。教育者としても「郷中教育」の原点を築いた人物であり、私が目指す「教育日本一」の手本とするところでもあります。新納忠元公の様々な功績や伊佐の歴史を市内外に広く発信し、生誕500年を地域で盛り上げてまいります。
その他市の活性化に関しては、来年春の運用開始を目指して建設が進む市役所新庁舎周辺のまちづくりが今後の焦点となります。併行して改修を進めているふれあいセンターと一体的に整備する新庁舎が、周辺の商店街等と相互に有機的作用をもたらし、新たな賑わいの創出につながるよう、地元高校生など将来を担う若者の提言も参考にしながら整備を進めてまいります。
このように、様々な課題や取り組むべき事業がございますが、本年の干支である「午」のようにスピード感を持って市政運営に邁進いたしますので、引き続きご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
結びに、皆さまにとって本年が健康で幸多き年となりますよう、心よりお祈り申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。
【今回も職員メールの主な内容を1通紹介したいと思います。】
題名「愚痴を言う人、感謝のことばを言う人」
職員の皆さんは私のメールは読んでくれていますか?是非多くの人たちに読んでもらいたいものです。今日のタイトルは「愚痴を言う人、感謝の言葉を言う人」にしました。現在、市議会一般質問を受けて答弁をしている最中ですが、予定にないアドリブの答弁を多くしながら、ふと頭を過るのは当たり前のことですが、「何故、みんな国や県、伊佐市が良くなると良いと思っているはずなのに、それぞれこんなに考え方が違うんだろうなあ」ということです。質問の内容も様々で個別の質問に対するコメントは差し控えますがそんなことを考える今日この頃です。今、世界で有名な日本人のアスリートの中で大谷翔平選手はトップクラスであることは言うまでもありませんね。その大谷選手が花巻東高校に入学してから作成した「目標達成表」の存在があることは皆さんもご存じのことと思います。
この目標達成表には実に80もの項目が綿密に書かれておりますが、その中心にはなんと「ドラ1 8球団」と書いてあります。結果は高校卒業してからアメリカメジャーリーグへの入団希望を宣言したこともあり、指名しても入団する可能性は低いとの諦めムードが漂う中、日本ハムが指名し結果的には当時の栗山監督からの二刀流の提案に驚き魅力を感じ入団することになったことも有名な話です。しかし、これらの結果に結びついた背景には「目標達成表」を忠実に実行していった結果であるとともに、もう一つ大きな要因がありました。これはあまり知られていないのですが、現在の世の中で成功者と言われている人の多くが愛読し行動の指針としたと言われる「中村天風」の著書を高校生時代から常に携帯し愛読していたということです。皆さんも是非一度手に取って読んでいただきたいです。
このような本を読んでいると共通しているのが、「何で自分だけがこんな目に」と愚痴を言い続ける人で運がよく楽しい(成功)人生を送っている人はいない。反対に運がよく人から慕われて毎日を笑顔で過ごしている人は「ありがとう」と感謝の言葉を常に発している。ということです。仕事をしていく中でもそれぞれの家庭環境においても人それぞれですが、同じ出来事や境遇に対して「何で?」と考えるのか「ありがたい」と捉えるのかで同じ一日が大きく変わってくるということです。私もこのような本を読むことによって考え方が大きく変わってきました。忙しい時に「何で自分だけが休みもなく忙しいんだ。」と思うのではなく、「これだけのスケジュールを与えてもらってありがたい。」と考えるようになってから毎日が本当に楽しいと思えるようになりました。
寝る時間が少なくて体は多少疲れていても「ありがたい」と思っていると自然に元気が沸き上がり楽しいと思えるから不思議です。どうせ同じ一日を過ごすなら愚痴を言うのではなく感謝の言葉を述べた方が幸せだし、その先にある結果も大きく変わってくると思うのです。松下幸之助翁、稲盛和夫翁、中村天風翁を哲学は共通しており実践することで意味を理解することができます。「愚痴を言う人」ではく「感謝の言葉を言う人」になれたら素晴らしいですね。「考え方が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば人生が変わる」私の座右の銘の一つです。職員の皆さんそれぞれの中にいろいろなこともあるとは思いますが、少しでも笑顔になれるように参考になればと考えメールを書きました。読んでくれてありがとうございました。
(12月の行事の主なものについて紹介します。)
12月1日は10時から姉妹都市の韓国南海郡訪問団と交流事業検討会議。今後の交流について活発な意見交換ができました。12時からは曽木の滝公園内の野草庵で合同昼食会。
12月2日は18時から伊佐地区駅伝運営委員会。19時から伊佐市消防団ラッパ隊訓練激励のため訪問。
12月3日は19時から伊佐市消防団規律訓練激励。小雨交じりの厳しい条件での訓練でしたが皆さん気合を入れて頑張ってくれました。
12月4日は10時から伊佐市議会本会議2日目一般質問。
12月5日は7時30分から毎月恒例になっている、環境政策課によるゴミ拾い活動に参加しました。今回は重留地区の旧伊佐農林高校農場跡地に集合し、周辺のゴミ拾い活動を行っていただきました。今回も第一生命保険株式会社、林建設株式会社、楠元伊佐市議会議員、市職員有志に参加していただきました。本当に寒い中ありがとうございました。お陰様でゴミ拾い活動を始めた5年前からするとポイ捨ては確実に少なくなっており伊佐のまちがどんどんときれいになっていきます。10時から伊佐市議会本会議3日目
一般質問。18時30分から伊佐市消防団、伊佐湧水警察署、伊佐湧水消防組合、伊佐市合同懇親会に出席。
12月6日は8時から子牛のセリ市に参加。今月は先月の平均価格より少しではありますが上昇しており嬉しい気持ちになりました。14時から伊佐市介護予防講演会に出席。講師にはフリーのお笑い芸人・舞台俳優の石田竜生さんをお招きし「笑って延ばそう健康寿命」という演題でご講演いただきました。18時から湯之尾神舞反省会に出席。
12月7日は9時から伊佐市ふれあい駅伝競走大会に大会会長として参加。開会式で会長あいさつ、スタートではスターター、表彰式では表彰を担当しました。今年は山野チームが優勝しました。13時から大口冨士福祉館で開催された「市長と語る会」に出席し、市政報告と参加者からの質問や要望に対して回答をさせていただきました。
12月8日は伊佐市議会本会議4日目一般質問。18時から鹿児島県中小企業団体中央会創立70周年記念祝賀会(鹿児島市)に出席。
12月9日は8時45分から伊佐市民生委員委嘱状伝達式。10時30分から全国バス統計調
査部門(業務内容等)で国土交通大臣賞を受賞された伊佐交通観光㈱の古田勇樹社長からの表敬訪問をいただきました。素晴らしい賞の受賞おめでとうございました。16時から伊佐市公共施設等総合管理計画推進本部会議。18時30分から伊佐ライオンズクラブ忘年例会。
12月10日は11時から「学校保全ボランティア活動文部科学大臣賞受賞」の報告に田中地区防犯パトロール隊の皆さんが表敬訪問に来てくださいました。長年にわたり伊佐市の児童・生徒の安全のために感謝です。本当におめでとうございました。14時から姶良伊佐地区介護保険組合議会臨時議会に出席(霧島市役所)。
12月11日は10時から伊佐市議会定例会5日目総括質疑。13時15分から伊佐湧水消防組
合運営検討会議。14時から㈱フクシマ社長来室。15時から企業版ふるさと納税をいただいた㈱田代設計工房に対して感謝状を贈呈しました。16時30分からスケートボード全国大会出場の報告に菱刈小学校4年生の川野碧士さんが市長室に来てくれました。将来のオリンピック選手になれる逸材です。
12月12日は7時15分から「伊佐さわやかあいさつ運動」に伊佐市防犯協会長として大口小学校前に立ちました。元気に登校してくる児童の様子を見ることができました。8時30分から教育長と教育委員に対しての辞令交付式。15時から三役会。16時から課長会定例会。18時からリプサ㈱忘年会に出席。
12月13日は9時から羽月小学校創立150周年記念式典。18時から伊佐市消防団第3分団忘年会。
12月14日は南日本10㎞通信競技大会。小学生低学年、高学年、中学生、一般の部で行われたロードレース大会で好記録の大会となりました。
12月15日は9時30分から元伊佐市議会議員久保教仁氏への叙勲・叙位の伝達を奥様の純子様に行いました。10時30分から防犯キャンペーンのために鹿児島銀行大口支店を訪問しました。13時15分から叙勲受賞の報告に元伊佐市議会議員の柿木原栄一様が市長室に来てくださいました。18時30分から伊佐市商工会忘年会。19時から伊佐市医師会忘年会に出席。
12月16日は14時から国道447号整備に対する宮崎県要望会に出席(宮崎県庁)。19時から曽木校区コミュニティ協議会忘年会。
12月18日は19時から伊佐市eスポーツ協会意見交換会。
12月19日は8時から伊佐湧水消防組合課長会。10時から伊佐市議会定例会最終本会議。14時から伊佐市当初予算市長協議。18時30分から大口土地改良区運営検討会出席。
12月20日は18時30分から隼仁会忘年会。
12月21日は10時から菱刈練成会演舞、紅白団体戦視察。午後から全国大会祝勝会。
12月22日は10時から伊佐湧水環境管理組合議会臨時会。11時から伊佐湧水消防組合議会定例会。13時から野村証券大神法人部長来室。14時から伊佐北姶良火葬場管理組合議会定例会。16時から九州森林管理局・北薩森林管理署から来室。18時30分から伊佐市議会、伊佐市行政委員会、伊佐市執行部合同懇親会。
12月23日~25日は子牛購買者推進視察のため滋賀県と三重県に出張。(詳しくは最後に記載)
12月26日は10時から伊佐湧水環境管理組合「未来館」、伊佐北姶良火葬場管理組合「ひしかり苑」、伊佐市衛生センター「きらり館」それぞれを訪問し仕事納め式を行いました。11時30分から「たんぽぽ」園児が鏡餅の贈呈のために市長室に来てくれました。13時から九州カヌー冬季合同合宿開会式出席。16時から伊佐市職員永年勤続表彰式。今年は30年勤続表彰者が13名でした。16時20分から伊佐市役所仕事納めの式。18時から伊佐市職員労働組合交流会。
12月27日は17時30分から鬼武蔵公演鑑賞。
12月29日は伊佐市消防団年末警戒巡視で今年は第6分団から第10分団を訪問しました。伊佐市消防団の皆さんには日頃より点検や訓練、そして消火活動、行方不明者の捜索等献身的に活動いただいています。今年も本当にお世話になり感謝申し上げます。
最後に12月23日(火)から25日(木)まで子牛購買者推進視察のために、伊佐の畜産農家が出荷される薩摩中央家畜市場に毎月購買に来ていただいている滋賀県と三重県の4牧場を訪問したので内容を紹介します。
今回訪問した滋賀県の澤井牧場㈲は近江牛、三重県のなかお畜産㈱、㈱前川農場、㈲伊藤牧場は松阪牛の育成をされており、伊佐市で生産された子牛を毎回高値で購入いた
だき高級ブランド牛の生産者として有名な方々ばかりです。澤井牧場㈲の澤井隆男社長と前川農場㈱の前川誠会長は2回目、なかお畜産㈱の中尾教明社長は3回目、㈲伊藤牧場の伊藤専務は初めての訪問となりましたが、日本三大ブランドを担っておられる牧場経営らしく、それぞれの経営方針や哲学を拝聴することができて感動とともに多くの学びをいただきました。さすがに日本三大ブランドを継承していただいている、それぞれの魅力のある素晴らしい経営者の方々にお会いできて感謝の気持ちで嬉しい時間でした。
23日は13時から澤井牧場㈲を訪問させていただきました。澤井社長からは畜産業界の
今後の展望も含めて多くの学びをいただき感謝でした。夜は、なかお牧場㈱が経営されている「ステーキなかお」にお邪魔し、中尾社長にも同席いただき美味しい料理に舌鼓を打ちながら楽しく中にも学びの多いお話を聞かせていただきました。昨年と今年、松坂肉牛共進会で「2年連続一席」に輝かれ落札額が昨年は3,000万円を超え、今年は5,000万円を超えているようです。凄い以外にことばが見つかりませんでした。
24日は10時からなかお畜産㈱の牧場を中尾吉隆専務の案内でさせていただきました。約3,000頭飼育の牧場は「凄い」の一言でした。それぞれの成長段階に合わせて飼育がされていました。その後は13時から前川農場㈱を訪問し、前川会長の畜産経営に対する話をデータに基づき詳しく聞かせていただきここでも多くの学びをいただきました。
15時からは㈲伊藤牧場を訪問し、伊藤専務の海外輸出や国内での戦略についてデータに基づき話をしていただき、その後は牧場を案内していただきました。ロマンと拘りの話に感動しながらあっという間の時間でした。視察終了後は、伊藤社長(専務)に案内していただき伊藤牧場で経営されている「焼肉いとう」にご案内いただきました。何とサプライズといことで、薩摩中央家畜市場で購入して育てられた海外輸出用A5ランク12番をわざわざ空港から呼び戻し、「伊佐市長にわざわざ来ていただけるので食べさせたいと思って」と言っていただき私たちに提供していただきました。海外の富裕層が食さ
れる最高級の肉を味わうことなどないと思っていましたので、驚きと心づくしに大きな感動がありました。さすがに風味や味の深さ歯ごたえ等言葉では形容し尽くせない体験と美味しさでした。今回のご配慮に心より感謝いたします。今回の視察で一番嬉しかったことは、伊佐で生産された子牛の評価が非常に高いということでした。鹿児島県でもトップクラスの評価をいただき来年に向けて手ごたえを感じることができました。
また、今回の視察メンバーと焼肉いとうで今後の畜産や地域活性化についていろいろと話をしましたが大変盛り上がりました。
25日は、朝から日本一の松阪牛直販店「朝日屋」に開店前から並び視察をさせていただきました。お肉を買うのに開店前一時間前から並び(私も30分並びましたが)多くの人が駆けつける肉専門の直販店に度肝を抜かれ、ただただ驚きの一言でした。私も農政課長も奮発してお土産に買いましたが、なかなかない経験でしたので充実した体験でした。今回の購買推進視察に同行するのは私が市長になってから4回目でしたが、今回の視察は特に、「伊佐市長がわざわざ来てくださった。」と各牧場で言っていただき、全ての牧場やお店訪問で丁寧で心温まる接待をいただき本当に感謝の気持ちで一杯になりました。
来年の初セリにも皆さま来ていただけるということでしたので、畜産農家の皆さんと楽しみにお待ちしたいと思います。
私が訪問することに大きな力はないのかもしれませんが、各牧場で評価していただいたことに手ごたえを感じながら、今後もトップセールスを頑張りたいと思います。
伊佐市の生産者は当然ながら、さつま町や薩摩川内市で頑張っておられる畜産農家の皆さんの役に立つのであれば本当に嬉しいことです。感謝の気持ちを持ちながら今後も出会いを大切にしていきたいと思います。
今回の内容は「広報いさ」令和8年1月号で掲載した新年のあいさつと職員メール1通、12月の主な活動の様子を紹介させていただきました。皆さまには私の投稿を一年間読んでいただきありがとうございました。令和8年も引き続き月初めに更新していきますので読んでいただければ嬉しく思います。
今年一年が皆さまにとって素晴らしい年となることを心よりお祈りいたします。伊佐市発展のためにチャレンジを続けながら頑張って行きますので、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年に 夢と希望の 仕事納め
- こんな時には?















