【注意喚起】ヤンバルトサカヤスデのまん延防止等について
2022年07月21日
ヤンバルトサカヤスデについては、平成3年の本県での発生初確認以来、年々生息域が拡大しており、さらなるまん延防止が懸念されていたところですが、今年度新たに肝付町においても発生が確認されました。今後もこれまで発生が確認されなかった市町村でも発生する恐れがあるため、まん延防止にご協力をお願いします。ヤンバルトサカヤスデ(疑似検体を含む)を発見されましたら、お問い合わせください。
ヤンバルトサカヤスデとは?
台湾が原産の外来生物で、人体や農作物に対して害は与えませんが、繁殖力が強く、おびただしい数で集団移動したり、家屋に侵入したりすることから、人に強い不快感を与えます。
成虫は体長2.5~3cm、体色は褐色で淡褐色と濃褐色の縞模様があります。
また、在来種のヤスデよりも大型です。
(在来種のヤスデは体長2cm以下、体色は黒褐色)
まん延防止の手段として
1 土・樹木等の措置
(1)発生地区からの搬出を極力抑えることを原則とします。
(2)廃棄樹木等については焼却処分を行うこととします。
2 やむを得ず、土・樹木等を発生地区から搬出する場合の措置
(1)薬剤処理や燻蒸処理を行った後、搬出してください。
(2)薬剤処理の困難な農作物等の搬出の場合は、付着土壌の除去、目視除去の後、搬出してください。
3 発生地区に搬入した建設機材や農・林業工作機械の措置
付着土壌の除去並びに薬剤処理を行った後、搬出してください。
4 未発生地区での措置
発生地区からの土・樹木等の搬入や農・林業工作機械の移動等があった場合は、上記の1~3の措置が講じられているかを確認してください。
次のリーフレットを参考に適切な対応をお願いします。
問い合わせ先
伊佐市役所農政課農業政策係 0995-23-1311
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