「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」をご存知ですか?
2025年01月27日
リプロダクティブ・ヘルス/ライツとは、自分の身体に関すること、そして、性や子どもを産むことに関わるすべてを自分自身で決められる権利のことです。特に女性は、妊娠や出産をする可能性があるため、ライフサイクルにおいて、男性とは異なる健康上の問題に直面することがあります。
リプロダクティブ・ヘルス/ライツは、「性と生殖に関する健康と権利」と訳されます。 性と生殖に関する健康・生命の安全を、妊娠や出産といった女性のライフサイクルを通して、権利としてとらえる概念で、女性の人権の重要な1つとして認識されています。
リプロダクティブ・ヘルスとは、性や妊娠・出産など生殖に関わるすべてにおいて、身体的にも精神的にも社会的にも、本人の意思が尊重され、自分らしく生きられることです。また、リプロダクティブ・ライツとは、子どもを産む・産まない、子どもの数や出産する時期や出産の間隔などを、自分自身で選択し決められる権利をいいます。
重要なことは、「私の身体は私のもの」「「子どもを持つ」「持たない」を決める自由を個人は持っている」ということです。
「こんなはずじゃなかったのに・・・」と思いながらの妊娠・出産は、女性の心身に大きな負担がかかります。「子どもを産みたい」、「産みたくない」、「いつ、何人産むか」について、安全な妊娠・出産、そして、子どもが健康に生まれ育つことなどを含めて、一人ひとりが自分らしい生き方のために考えることが大切です。
リプロダクティブ・ヘルス/ライツを守り、すべての人が健康で豊かな生涯を送るためにも、性の問題、思春期の問題、妊娠、出産、中絶、避妊、不妊、性感染症、更年期障害、 また、性暴力や売買春などの様々な問題について、すべての人が正しく性の知識を得ることが大切です。
〔関連リンク〕
内閣府「生涯を通じた女性の健康支援」(外部サイトへ移行します))
【お問い合わせ】
伊佐市役所 市民課 人権啓発・市民相談係
電話 0995-23-1311(内線1165)
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