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住みよさランキング県内2位

2013年07月01日

1DSC_0119.JPG  7月は小暑(7)、大暑(23)という文字を暦に見るだけで暑い夏の入りを感じます。2日が半夏生、19日は土用です。文字を見ただけでイメージが湧くのが日本語の良さです。季節を感じさせてくれる文字がカレンダーには沢山あります。梅雨は先月の暦に見られた文字ですが、大雨の怖さを最も感じるのは7月ではないでしょうか。鹿児島県北部でも平成18722日の豪雨はその被害の甚大さから激甚災害が適用されました。当時を振り返るといろんなことを思い出します。出動した消防団員との連絡が一時不通となり心配もしました。平成18年災害を教訓にその後の危機管理体制は格段に向上しました。

 

 今年の梅雨明け宣言はいつになるかわかりませんが、7月10日前後と20日前後が最も豪雨に警戒しなければならないと、経験から言えると思います。平成9年出水市針原地区を襲った土石流により犠牲者が出たのは7日でした。平成15年水俣市宝川内地区の大きな犠牲をともなった豪雨は20日でした。同日旧菱刈町大山口地区でも土砂崩れで犠牲者がありました。災害はいつ発生するかわかりません。これら7月の豪雨では尊い人命を奪われており、決して忘れることができません。早めの避難勧告や避難指示、早めの避難行動で、結果として大事に至らなくてもそれが最善と思う心構えが勇気となり、勧告・指示や行動がスムーズにできます。

 

 今月は伊佐の田園風景も日に日に力強く感じるようになります。先月植えた苗がぐんぐん伸びて青々としてきます。まさに渡る風を青田風と呼びたいぐらいの伊佐平野です。緑のじゅうたんが敷き詰めてあると表現する人もいます。黄金色に輝く秋の風景が伊佐盆地の代表的なイメージとされますが、7月の青田風にそよぐ風景は命のしなやかさと伸びゆく可能性を連想させます。頬をなでる風と肺蒼きまで吸い込む空気を堪能していただきたいと思います。夏カボチャの収穫もピークを迎え、名古屋市や大阪方面への出荷で大忙しです。ふるさとへの応援と思って大いに食してください。とっても美味しいのです。

 

 先月に関東伊佐会が創立され、全てのふるさと会が伊佐として一本化しました。東海伊佐会に始まり、関西、北部九州・熊本、鹿児島と続いて、先月の関東ができました。定住促進や企業誘致、特産品販売などを進めていく上でも、とても頼りになるふるさと会です。縁ある人々を繋いでいく、リンクしていくことから始まる大きな家族としての交流が始まります。出身者だけでなく、伊佐を好きになってくださる全ての人々が家族です。この様な関わりを神戸女学院大学の内田樹教授は拡大家族による経済とか贈与経済とか本の中で表現されています。金融資本主義経済が行き詰りつつある現代においては説得力のある考え方と思います。

 

 自然の中で暮らしていると人間性が失われる恐れのある現代社会が垣間見えてきます。先月20日に東洋経済新報社が全国の都市「住みよさランキング」を発表しましたが、伊佐市は全国にある約800の市・区の中で鹿児島県内では姶良市に続いて2位、全国では403位にランクされました。富裕度では劣りますが、住居水準充実度や病院や福祉・保健施設の充実など安心感の持てる都市として評価していただきました。小さな都市でありながら産婦人科クリニックがあり、県立北薩病院の小児科も充実しています。発達障がい児などの療育施策、身体障がい者や知的障がい者や精神障がい者へ対応できる病院と施設の存在などは安心感そのものです。

 

 このような住みよい伊佐市で頑張っているのが若者達です。先々月から何かと話題になっているゆる(どや?)キャラの’イーサキング’です。イーサキングをはじめいさっぴーとか大口酒造株式会社のクロイサくん、トガメンにトガメンダーなどゆるキャラのオンパレードです。新曽木水力発電株式会社のいーさーくんは小学一年生のランドセルカバーのマスコットとしても登場しています。イーサキングの仕掛け人である若者集団’伊佐みりょく研究所’の手羽キングがグルメとして取り上げられ、18日の21時、NHK-BSの番組『目指せ!グルメスター』で取り上げられる見込です。東京のスタジオ収録や伊佐の紹介など1時間たっぷりの番組になりますので、ぜひご覧ください。

 

  同じように頑張っているのが、九州サッカーリーグで首位を走っているヴォルカ鹿児島を応援している伊佐のサポーターやファンクラブです。まちづくりの推進に関する協定を伊佐市と結び、試合の合間を見つけて子どもたちや指導者と交流していただいたり、地元イベントへの参加も積極的です。今月2814時、国分運動公園陸上競技場で新日鐵住金大分と対戦します。私も特産品の販売とともに応援に行く予定にしています。イーサキングも同行してほしいのですが、日本百貨店協会主催のご当地キャラ総選挙の最終日程次第ということになりそうです。

 

    今月は1日の「社会を明るくする運動」の出発式に始まり、2日は教育委員会が井上雄彦文庫贈呈式を大口中学校体育館で行ないます。6日は針持ナイターフルマラソン、独身男女の出会いの場’いさえん(伊佐で縁)‘も6日ふれあいセンターで開催されます。20日から小中学校の夏休み、27日は伊佐市夏祭り、夜は総手踊りです。梅雨明けを待望しながら日に日に暑さは増します。熱中症など気をつけてお過ごしください。帰省子や懐かしい顔に出会える夏休みにしましょう。

 

 

 ご神木の在るやと聞きて梅雨祈る
 雨・風ニ負ケヌ賢治や男梅雨
 梅雨晴れ間ゴルフコンペに喜々な顔
 梅雨明けし彼方虹立つ空の見ゆ
 一陣の群れなす伊佐の青田風   -新-

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