令和がスタート

2019年04月30日

 緑陰に凛と咲くすずらんの花、薫風に元気に泳ぐ鯉のぼり、新しい元号のスタートにふさわしい光景です。一匹(一旒)や二匹で泳いでいる鯉のぼりはなく、必ず三匹以上の家族で泳いでいます。これはお父さんお母さんに守られて子どもが元気に育つことを表しています。私は戦後生まれなので、素直に鯉のぼりを家族の象徴として見ていましたが、家父長制の時代には真鯉(父親)が緋鯉(子ども)を守っている鯉のぼりだったようです。吹き流し、矢車、天球などそれぞれ意味があり、総じて天(神)を敬い、邪気を払う役割があると言われています。

 

 

 ‘矢車’が、風にカラカラと音をたてる様子を見て詠んだ私の俳句があります。<矢車の 音青空を 引き寄せる -新鶏->、もう30年ぐらい前の俳句ですが、自作の句ではとても好きな一つです。70歳の今ではなかなか詠めないと思いますが、穴井太さん主幹の天籟通信へ投句していた頃は、現代俳句への傾倒があったと思います。令和の始まるこの5月に和歌や俳句を詠んでいただくのも一興かなぁと思います。これまでの247の元号は漢籍から引用されていたものですが、今回は初めて万葉集から引用されたことは素晴らしいことと思いました。

 

 

 昨年の5月は硫黄山噴火の影響で稲作を断念することになり、農家の皆さんとの話し合いや国・県への対策要請活動に明け暮れた1ヶ月でした。湯之尾から曾木までの川内川流域の約500haの水田は、田植えの準備をすることもなく不安が募るばかりの5月でした。県農政部や姶良伊佐地域振興局と連携を取り、また地元選出の小里衆議院議員や野村参議院議員、自民党国対委員長の森山衆議院議員のお世話になり、農水省から国交省、環境省など複数の省庁の連携を整えていただきました。個人的には当時の齋藤農水大臣と知己だったことも幸いしました。

 

 

 250年ぶりの噴火の影響で稲作ができなくなったことはニュース性も高く、30数haの稲作を断念した沖田芳博さんがテレビ局にシリーズで取り上げられたことで、ブランド米としての伊佐米も全国に知れることになり、県内外での風評被害をなくす効果もあったように思います。

 今年は稲作が可能となり、先月半ばに稲作の準備をする映像がNHKのお昼と夕方のニュースで報じられていました。南九州の田植えは6月に入ってからですが、大規模な稲作農家は4月下旬から今月初めには田植えを始めます。令和元年にふさわしく、豊作の年になるようにお祈りしたいと思います。

 

 

 伊佐では先月27日に大口酒造創立50周年記念伊佐市市民ゴルフ大会が、インターナショナルゴルフリゾート京セラで160名の参加で行われ、28日は菱刈カヌー競技場で750人62チームの参加で、いさドラゴンカップ2019が盛大に行われました。

 今月4日は、菱刈農村公園で第19回トラック祭りチャリティー撮影会が行われます。アートトラックの愛好者で結成した「龍桜船団」主催で開催され、イベントで集まった募金は交通遺児や心身障碍者への支援に役立てられます。日が暮れる頃、電飾を点けて会場を出発するアートトラックはまさにアートそのものです。5日は、国指定重要文化財の郡山八幡神社で春の大祭において、安全祈願・五穀豊穣を祈り力強く棒踊りが奉納され、湯之尾滝の鯉のぼりとともに伊佐における5月の風物詩となっています。

 

 

 大型特別連休のあとは、市内外で行われる各団体等の新年度総会が連続して始まります。14・15日は宮崎県都城市で開催される九州市長会へ出席します。17日は、新庁舎の基本構想を基にして、次のステップである基本計画を効果的に行うための補正予算をご審議いただくため、伊佐市議会臨時会をお願いしているところです。25日は、市民生涯学習のひとつである伊佐市ふれあい講座の開講式です。開講式ではふるさと応援大使の竹之内雄太さんによる講演等が行われ、今年度のふれあい講座のスタートとなります。私に代わりまして副市長が26日の東海伊佐会総会(名古屋市)、27日の東海地方企業訪問、28日・29日宮崎県延岡市で開催の九水連定期総会へ出席します。

 

 

 個人的には、中旬と下旬に中学と高校の古希同窓会の案内をもらっているので楽しみにしています。ふるさとの思いを皆さんに届けようと思っています。これから気温が高くなる季節になりますので、くれぐれも健康第一にお過ごしください。

 

 

 

我ここに令和元年鯉幟

自己主張令和元年山笑ふ

山笑ふ木洩れ日揺れて水神祭

緑陰に休むひととき乳母車

初恋は青葉若葉の風の中

薫風に届く便りは同窓会  -新鶏ー

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