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新年度スタート

2021年04月01日

 
今年は、桜の開花が早く先月にはすっかり春らしくなりました。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、恒例の花見や各種イベントが楽しめない状況が続いていますが、感染拡大が一日も早く落ち着き、平穏な毎日が取り戻されることを願いながらメッセージを書いています。

 

 

 

 昨年11月30日に伊佐市長に就任させていただいてから、早いもので4ヶ月が過ぎました。初めての経験ばかりで、毎日が慌ただしく過ぎる中、様々な決断をしなければなりませんが、京セラ創業者の稲盛和夫氏の人生哲学である「利他の心」を意識しながら毎日を前に進んでいきたいと思っています。

 

 

 

 

 市長に就任して先ず実行したのは、「小中学校の学校訪問」と「市長と語る会」でした。私の選挙公約(マニュフェスト)の最初に「伊佐の魅力ある教育日本一」を掲げてきましたので、先ずは学校現場の状況を直接確認したいとの思いからでした。各学校の先生方との会話をとおして課題も含めた現状をたくさん知ることができました。

 

 

 

 市内10箇所で開催しました「市長と語る会」では、2月の寒い時期ではありましたが290名の方々に参加していただき、教育振興、交流人口増加対策、産業振興、人口減少問題、新庁舎建設、コミュニティ活性化等、多くのご意見やご要望を直接聞かせていただきながら、私も本音で話しをさせていただきましたので大変有意義なものになったと思っています。 参加していただきました市民の皆さまに改めてお礼を申し上げたいと思います。この「小中学校訪問」と「市長と語る会」は、今後も継続していきたいと思っています。

 

 また、先日まで行われていました伊佐市議会令和3年第1回定例会では、初めての「施政方針」を発表しました。その内容の一部を紹介して今回の投稿とします。

 

 はじめに

 祝賀ムードでスタートした令和も昨年は一転し、「新型コロナウイルス感染症」が全世界で猛威をふるい、世界保健機関の事務局長からは「今やパンデミックであると言える」との見解が表明されました。

 日本においても、震災復興のシンボルとして期待されていた東京オリンピックも延期され、戦後最大とも言われる経済の落ち込みや医療崩壊が深刻な社会問題となっており、ワクチン接種により一刻も早い事態の収束が期待されています。

 また、近年は気候変動の影響により気象災害は激甚化・頻発化し、大規模地震の発生も予測されるなか、高度成長期以降に集中的に整備されたインフラの老朽化が懸念され、災害に屈しない強靭な国土づくりを進める目的で「防災・減災、国土強靭化のための5カ年加速化対策」が進められています。

 私たちは、新型コロナウイルスの克服に向けた新しい生活習慣の構築を進めながら、人口減少と少子高齢化、人手不足等の問題を解消するため、デジタル時代に対応したインフラ整備、ICTを活用した地域創生を進めていく必要があります。

 菅内閣総理大臣の施政方針演説では、①新型コロナウイルス対策、②東日本大震災からの復興、災害対策、③我が国の長年の課題に答えを(「グリーン」と「デジタル」)、④地方への人の流れをつくる、⑤少子化対策と社会保障の将来、⑥外交・安全保障が施策の柱として掲げられました。

 このように、未曽有の新時代を迎えている現在においては、国の重要施策を注視しながら行動し、これまでの常識を打ち破りながら進んでいく、新しい発想と大胆な行動力で、失敗を恐れずにチャレンジできる雰囲気をつくっていくことが必要だと思います。

中  略

 最後に

 混沌とする世界情勢や複雑化する現代社会のなか、これからの10年は、これまでどおり若者や働く世代が都会を目指して集中するのか、それともこれまでとは違って地方に分散していくのか、人の流れは大きく変わっていく可能性があります。

 実際に、コロナ禍によるリモートワークや在宅勤務などを経て、地方で働くことを考える人や企業が増えてきたとも言われるようになってきました。

 これからは様々な分野において急速な変化が求められ、成長や衰退の波に、生き残りをかけた大改革がおこるかもしれません。人や企業に選んでもらえるようなまちであるか、そうではないかは今後大変重要になってくるために意識していかなければなりません。

 伊佐市が誕生して早いもので13年目を迎え、2代目市長として私が就任して初めての当初予算となります。

 一般会計では、歳入減による緊縮財政の中ではありますが、混乱を避ける意味で基本的にはこれまでの事業を継続しながら、新型コロナ対策をはじめ、公共施設マネジメントや牛白血病防疫対策、GIGAスクール構想推進などを組み込み、財政調整基金を取り崩しながらの予算編成としました。そして同時に、財源的には大変厳しい状況ではありますが、子ども医療費無償化の拡充や高校魅力化の見直しなども早期実現を図ってまいります。

 パナソニック創業者の松下幸之助氏の名言に「失敗したところでやめてしまうから失敗になる。成功するまで続ければそれは成功になる。」とあるように、夢ある伊佐のために失敗を恐れずにチャレンジし続けなければなりません。これまでになかった新しい時代に立ち向かうために、常識を打ち破るべく全力投球していきたいと思います。

 

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