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梅雨入り

2021年06月01日

 

 5月11日、平年(5月30日頃)より19日早い梅雨入りを迎え、昭和31年に次ぐ観測史上2番目に早い梅雨入りとなりました。市内を散策すると、既に田植えが始まったところもありますが、今月から本格的に田植えが始まりこれから秋にかけて伊佐らしい風景に変わっていきます。その中で、昨年の豪雨により被災された山野地区の一部地域においては、現在、急ピッチで復旧工事を行っていただいておりますが、工事個所が多くキャパシティを大きく超えているために思うように進まず、今年の田植えに間に合わないところがある状況です。

 一日も早い復旧に向けて、引き続き関係機関と連携し前に進んでいかなければなりません。

 

 

 伊佐市の新型コロナウイルスの感染状況は、今年1月から感染者は確認されていませんでしたが、5月に入り数名の感染が確認されました。引き続き感染対策にご協力をいただきますとともに、不確かな情報に惑わされることなく、正しい情報に基づいて冷静な行動をとっていただき、感染された方やその関係者に対し、誹謗中傷や不当な差別、いじめなどの人権侵害がないようにお願いします。

 

 

 

 

 また、5月27日までに65歳以上の全ての皆さまに対して、ワクチン接種券を発送しております。伊佐市ではワクチン接種率全国1位の和歌山県と同じように個別接種(市内病院等)を基本として進めていますので、かかりつけの医療機関で予約をお願いします。仮に希望する医療機関で予約希望者が多く予約ができない場合は、予約可能な医療機関をご紹介できる体制になっていますのでお気軽に市役所へご相談ください。

 伊佐市医師会と関係機関の協力体制は先進的ですばらしくワクチン接種計画も順調に進められています。あらためて関係者の皆さまには心から感謝を申し上げます。

 

 

 

 私は、28年間スポーツ少年団の指導者として携わり、常にこどもたちの可能性の大きさを実感してきました。「教育日本一」を口に出して言い続けている理由は、「まだまだやれる」との「思い」からです。市長に就任してから市内の小学校14校、中学校2校の全てを訪問し、校長先生や教頭先生から現状と課題について教えていただきました。また、新年度に入り教育委員会による小中学校の学校訪問が始まり、5月10日に田中小学校と菱刈中学校を訪問しました。

 

 

 

 伊佐市の学校教育では、小・中学生の学力・資質を高め、ふるさとに誇りを持ち、将来伊佐の内外で活躍し、社会に貢献できる人材育成を目指しています。特に市内小・中学校16校全てにコミュニティスクールが設置されたことにより、これまで以上に地域の人材を生かした学力向上への取組み、伊佐のふるさと教育の充実が図られていきます。

 学力向上においても、GIGAスクール構想を取り入れ、デジタル教科書や電子黒板、児童生徒1人1台端末などICT整備を行いましたので、多様な子どもたちに最適化された創造性を育む教育が推進されていくものと期待しています。

 

 

 先日、市長室へある地区の自治会長さんが訪ねて来られ2冊の本をプレゼントしてくださいました。その中の1冊の本を読みはじめてすぐに衝撃を受けました。それは、世界から見た日本のランキングの記載があり教育への公的支出状況、労働生産性、平均睡眠時間、社員の「やる気」、仕事へのやりがい、仕事満足度調査、自国に対する誇り、幸福度ランキング、自分自身に満足している若者、将来に明るい希望を持っている若者の項目において殆どで先進国の中で最下位という結果が紹介されていたことでした。ところが、本を読み進めていくうちに日本を幸せにするための提案があり、日本はもとより今後の伊佐市のあり方についても考えさせられる内容ばかりでした。

 

 

 本をプレゼントしていただいた方へお礼のメールで、「伊佐はまだまだやれると確信しております。」と送信したところ、「伊佐に何とか活気を取り戻してほしいと思ってお持ちしました。」と返信がありました。この本には、核家族で忙しい毎日を送っている家庭での食事の現状と改善の必要性についても書かれています。確かに学校訪問で問題視されることは朝食を摂らないで登校する児童、生徒が多いことです。また朝食を摂ったとしても、菓子パンやスナック菓子で済まされている家庭も多いようです。こどもの食事の摂りかたによって学級崩壊が改善されたことやいじめが減ったことにも触れられています。

 

 

 今年の2月に「市長と語る会」を開催したことがきっかけで、ある林業経営の企業主催で5月15日(土)に「市長と語る会」が企画され出席しました。この企業のスタッフの中には、大都市圏からのIターン者も含まれ活気がある印象を受けました。コロナ禍のなかで、大都市志向から地方志向に変わりつつあることや地域産業の活性化による受け皿づくりにも可能性を感じることができました。障碍者雇用として、農福連携や林福連携の可能性について研究してほしいとの要望も出され、伊佐地域の基幹産業において、有害鳥獣対策をはじめとする課題は多くありますが、できるところから行動していく必要性を改めて感じることができました。

 今後も「市長と語る会」は継続しながら、今回のように個別の依頼があれば喜んで参加していきたいと思います。

 

 

 

 梅雨に入り大きな災害が無いことを願いながら6月も励んでまいります。

 

 

 

 

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