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暑中お見舞い申し上げます

2021年08月04日

 

 7月8日から10日にかけて、梅雨前線が朝鮮半島南岸から対馬海峡に停滞し、太平洋高気圧の周辺から前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、九州では大気の状態が非常に不安定となり、特に9日夜遅くから10日昼前にかけては鹿児島県、宮崎県、熊本県で大雨となり、鹿児島県薩摩地方、宮崎県南部山沿いを中心に記録的な大雨となりました。この大雨の背景にはこれまで経験したことのない「線状降水帯」の発生があり、昨年の人吉豪雨災害にも大きな影響を与えています。

 

 

 

 7月10日午前0時02分(鹿児島地方気象台発表:大雨警報)、午前1時50分(土砂災害警戒情報)、午前1時50分(伊佐市災害警戒本部設置)、午前2時02分(洪水警報)、午前5時00分(各自治会長へ職員による避難所開設連絡)、午前5時30分(「避難指示」発令レベル4発令、伊佐市エリアにJアラート発信)市内24箇所避難所開設、大雨特別警報発令)、午前6時15分(「避難指示」から「緊急安全確保(警戒レベル5)」、災害対策本部設置)午後2時32分(大雨特別警報解除⇒大雨警報⇒全て解除へ)と経過していきました。

 

 

 

 7月豪雨水害により7月11日、12日には地元選出の国会議員によ現地視察、その後14日には塩田鹿児島県知事、28日には赤羽国土交通大臣、赤澤内閣府副大臣と相次いで視察、その際には現状の被災状況説明を真剣に聞いていただきました。国・県の行動のスピード感と今後の復旧支援に対する心強いお言葉をいただき希望が持てるようになりました。伊佐市では耕地分野限定ではありますが早速、激甚災害指定を閣議決定していただきましたので感謝申し上げたいと思います。

 

 

 

 今回の災害状況は、床上浸水35件、床下浸水36件、道路61箇所、河川17箇所、橋梁損壊1箇所、公園1箇所、林道40路線、法面崩壊16件、路面決壊・崩壊47件、鳥獣害防護施設4,733m、水稲20ha、野菜6.3ha、工芸作物11ha、農業用施設および設備20施設、農業・畜産業用機械127機、農地・農業用施設では農地50ha、農業用施設100箇所、電子部品製造業3社、曽木の滝公園展望所流失、曽木発電所遺構、被害総額で約20億円の被害額が見込まれています。

 

 

 

 今回の災害で各コミュニティ協議会長の協力をいただきながら、前田副市長と被災地を巡回させていただきました。けがをした方や亡くなった方がなかったことは救いですが、床上・床下浸水はじめ農地、施設など様々な災害状況を確認しながら心の痛む思いでした。被災された方々に心からお見舞い申し上げます。先日、鹿児島地方気象台から台長、地域防災官、予報官の3名がお越しになり7月豪雨について説明がありました。今回のように突発的な「線状降水帯」の発生には予測がてにくく今後の対策を考えなければならないということでしたので、最近では珍しくなくなっている異常気象による急激な天候の変化に対応すべく対策を考えなければなりません。

 

 

 

 8月1日は「十曽青少年旅行村」リニューアルセレモニーが行われました。シャワールームや暖炉を備えた管理棟などを新たに設置し、テントサイトで利用する炊事棟やバンガローの改修(エアコン設置)、そして大自然を体感していただくために「レンタルサイクル(電動アシスト付き)を8台導入しました。コロナ禍の中でアウトドアブームの機運が高まり利用者も増えている状況ですので、これまで以上に満足していただけるものと思っています。

 

 

 

 7月31日と8月1日は新庁舎建設市民説明会を開催しました。今回の説明会は当初7月17日と18日に開催する予定でしたが、7月10日に発生した豪雨災害の現地確認や協議を優先するために延期をさせていただきました。今回の説明会でお伝えしたかった主な内容は、①新庁舎建設に必要な財源確保のために有利な「合併推進債」を利用するために、条件となっていた、令和5年度末での完成が延長できるようになったために完成時期を延長したい。②基本設計の内容が一部再検討の余地があるので見直しを行いたい。③菱刈庁舎の活用についても検討したい。ということをお伝えすることにしました。

 

 

 菱刈会場85名、大口会場61名の方にご参加いただき、様々なご意見やご要望をいただきました。新庁舎建設においては将来を見据えたプランの実行が必要になってきます。将来の行政コストを縮減し効率の良い財政運営を行っていくために何が有利な状況をもたらすのか?10年先20年先のまちの状況をイメージしながらこの計画を進める必要があると考えています。

 

 

 

 

 新型コロナワクチン接種状況は65歳以上の高齢者においては1回目9,570人(87.9%)、2回目8,757人(80.4%)、高齢者以外の方(医療・高齢者施設等の従事者、基礎疾患を有する者等)では2,887回が接種済 となっています。今後のスケジュールとしては、60歳から64歳の方には8月3日に接種券発送、予約開始日8月11日、接種開始日8月18日、50歳から59歳および40歳から49歳の方については8月中に接種券発送いたします。それ以外の方は、順次発送予定です。伊佐市では現在のところ感染者が抑えられている状況ですが、全国的には急激な増加傾向にありますので、引き続き更なる感染対策にご協力をいただきますようにお願いします。

 

 

 

 8月に入り暑い日が続きますが、熱中症等で体調を崩されることがないように気をつけてお過ごしください。笑顔で健康一番一緒に頑張りましょう。

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