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激動の毎日

2021年09月01日

 今月の最初は新型コロナウイルス感染拡大について触れたいと思います。伊佐市での新型コロナウイルス感染者は、8月上旬までは累計8名で推移してきましたが、8月のお盆過ぎ頃から急激に感染が拡大し、市民の間で動揺が広がりました。17日に、一日あたりの新規感染者がこれまでの累計人数の2倍の16名と発表されたことを受け、市では「新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を緊急招集し、対応について協議いたしました。伊佐市と姉妹都市盟約を締結している西之表市においても、8月に入り急激な感染拡大が進んだことから、8月12日付けで「西之表市非常事態宣言」が発令されました。その効果でしょうか、新規感染者数が8月15日から21日まで新規感染者が発生しなかったことに倣い、8月17日付けで「伊佐市非常事態宣言」を発令することにしました。

 

 

 伊佐市で感染拡大が急激に進んだ要因は、「夏休み」や「お盆」の期間で人の動きが活発化したことや感染力の強い「デルタ株」の影響ではないかと考えられます。最近の感染傾向は新規感染者が低年齢まで広がり、世帯全員が感染するケースもあるようです。全国的に新規感染が拡大し、鹿児島県全域においても「まん延防止等重点措置」が適用される中、市民の皆さまには大変なご苦労とご心配をおかけしています。伊佐市はもちろんのこと全国的な感染拡大が一日も早く収束することを願うばかりです。また、感染者やその家族を特定し、誹謗中傷するような行動や不当な差別や偏見、いじめ等の人権侵害などがないよう、相手の気持ちや立場にたった行動をよろしくお願いします。

 

 

 

 7月には「線状降水帯」の発生により、これまで経験したことのない短時間の集中豪雨に見舞われ、多くの災害が発生しました。8月に入っても台風の接近や長雨が続き、8月13日から19日まで避難所を開設しました。7月に発生した「線状降水帯」による短時間集中豪雨と違い、長時間で断続的に強弱のある降り方だったことから河川の氾濫水位までは若干余裕があったので大きな被害にはなりませんでしたが、緊張感をもった毎日でした。8月2日には鹿児島地方気象台の台長がお越しになり、7月の豪雨発生について説明を受けました。その中で異常気象といわれる現在の気象予測は大変難しいとの説明があり、これまでの余裕をもった事前の防災体制づくりについて、今後検討しなければならないと考えさせられました。

 

 

 

 8月4日は、7月豪雨で床上浸水の被害に遭われたお宅を市からの見舞金を渡す目的で福祉課職員と一緒に訪問させていただきました。被災されて大変な状況にもかかわらず笑顔でご丁寧に接していただき、私と福祉課の職員はとても温かい気持ちになりました。8月5日には宮内農林水産副大臣が豪雨災害被災地視察にお越しになり、山野地区を案内し、視察後の意見交換会では市の被災状況の説明ならびに復旧支援要請をしました。宮内副大臣からは復興支援について前向きな発言があり心強く感じたところです。

 

 

 

 8月6日はテレビCMでもお馴染みの有名企業である某社を訪問し会長と面会させていただきました。某社会長は伊佐市出身でこれまでも伊佐市に対して数多く貢献していただき、今回も市の教育振興に役立ててほしいと多額の寄付をいただきました。さすがに優良企業のトップの方ですから、ことば一つひとつに力が籠められ説得力がありました。私の心に響くお話しばかりで、とても楽しく有意義な時間を過ごさせていただきました。心から感謝しております。

 

 

 

 8月7日は「知事とのふれあい対話」が伊佐市で開催されました。大規模農業経営の「㈱グリーンネットワークとどろき」と「曽木の滝公園」ならびに「曽木発電所遺構」の被災状況、「伊佐市子ども発達支援センターたんぽぽ」をご視察いただき、大口ふれあいセンターで公募や市の推薦で選ばれた参加者の皆さんに想いを伝えていただきました。コロナ禍における飲食店支援や農業後継者問題、高校活性化等いろいろな意見や要望が出されましたが、何といっても一番多かった要望が「伊佐市に特別支援学校の設置を」でした。参加者から設置への熱い想いは十分に伝わったと思っています。塩田知事は、全ての参加者に対して丁寧に回答していただきました。また予定時刻を少しオーバーして閉会となりましたが、閉会後の記念撮影にも快く笑顔で応えていただき、塩田知事の人柄を感じることができました。塩田知事とのふれあいに参加者の皆さんも大変満足のご様子でした。

 

 

 

 8月8日には台風9号の接近に伴い市長室で待機していましたが被害が発生しなかったことが何よりでした。8月11日、はりきゅうマッサージSAYURI在宅支援訪問部代表の早水丈治氏より豪雨災害義援金が届けられました。「出身地の伊佐市の復興に少しでも貢献したい、この活動で支援の輪が広がれば」と熱いメッセージ。8月12日、大口酒造株式会社の向原英作会長からは、「伊佐市の文化事業の振興に役立ててください」と寄付金の贈呈。8月20日、大口ロータリークラブ会長 宮迫一弘氏から豪雨災害義援金を届けていただきました。

 

 

 

 

 この他にも多くの団体や個人の方から寄付金や義援金の申し込みがありました。地域貢献、被災地に寄り添う思いやりの活動に、私たちは大きな感動と勇気をいただきました。改めて感謝を申し上げますとともにご要望に応えられるように頑張っていきたいと思います。8月18日、伊佐北姶良環境管理組合(未来館)の定例会(議会)が開かれ、災害ごみの処理や来場者数の軽減等について質問がありました。新型コロナウイルス感染が拡大する中、予定されていた会議や行事は殆ど延期や中止になり、楽しみにしていた「ニューファーマーの集い」も再延期となったことは残念でした。

 

 

 

 

 8月30日に伊佐市議会9月定例会が開会し、9月2日から早速一般質問が始まります。こどもたちの長い夏休みも終わり、9月からは2学期が始まります。市内のあちらこちらでこどもたちの登下校が始まりますので安全が保たれるよう皆さんのご協力をお願いします。私も交通街頭指導等で声かけをしていきたいと思います。「私は幸せだから笑顔になるのではないのです。笑顔でいるから幸せになるのです。」こんなことばを思い出しながら、これからの初秋、笑顔であいさつを交わしながら元気を出して頑張っていきましょう。今月もどうかよろしくお願いします。

 

 

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