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あっという間の師走

2021年12月01日

 朝夕はめっきり寒くなり本格的な冬を迎え、今年もいよいよ僅か1ヶ月を残すのみとなりました。1年の締めくくりに相応しい充実した12月にしたいものです。さて、昨年の11月30日、多くの市民の皆さまからのご支援をいただき、伊佐市長に就任させていただき、新型コロナウイルス感染対策や7月に発生した豪雨災害等に必死に向き合いながらの毎日でしたが、早いものであっという間に一年が過ぎました。伊佐市の新型コロナウイルス感染状況については、9月2日以降は感染者数0を継続するとともに、県内はもとより全国的にみても感染者が減少してきました。現在の状況について、専門家でさえも原因分析が難しいようです。要因の一つとしてワクチン接種の効果が考えられますが、このまま落ち着いていくのか、一部の専門家でいわれている第6波が押し寄せるのかは予測が難しい状況です。これまで打撃を受けてきた地域経済の浮揚を目的とした「伊~佐もみじバル」や「伊佐プレミアム商品券(とくとく商品券+もぐもぐ食事券)」が使われるようになり、徐々にではありますが元気を取り戻しつつあることは大変嬉しいことです。

 

 

 

 これまで自粛してきた県外の出張についても徐々に動き出し、11月4日、5日は関東の企業を訪問しました。訪問先のある有名企業の会長さんから「伊佐には素晴らしい自然環境が多くあり、特性を活かした農業等の分野を伸ばすことで更に活性化できるのでは。」と都会からみた視点で言っていただき自信を深めました。別の企業訪問では、業績が好調で伊佐の工場では人材が不足しているようでした。現在では、伊佐市に進出していただいている複数の企業での人材不足が課題になっているため、人材確保に向けた対策がこれまで以上に必要になっていると実感しました。

 

 

 

 11月9日、10日、14日は、伊佐市消防団による「火災想定中継訓練」が行われました。この訓練は、取水する河川や防火水槽から火災現場までの区間を各消防車(ポンプ)でホースを中継し消火活動を行うための訓練ですが、大口地区では夕方から夜にかけて、菱刈地区では早朝からの寒さが厳しい時間帯で行われましたので大変だったと思います。また、先日の南日本新聞にも掲載されましたが、昨年7月に発生した豪雨時の対応が評価され、「防災功労者内閣総理大臣表彰」を受賞されました。昨年に引き続き今年7月に発生した豪雨時においても素晴らしい対応をしていただきました。伊佐市消防団に対しお祝いを申し上げるとともに、日頃からの献身的な活動に心から感謝と敬意を表します。

 

 

 

 

 また、地元の2つの高校からも嬉しいニュースが飛び込んできました。大口明光学園高校2年生から「かごしま空き家活用コンテスト」で優秀賞受賞と大口高校テニス部の1年生2名から県新人大会5位入賞、熊本県で開催される九州大会出場です。地元高校生の頑張りによる今後の大きな可能性に夢が膨らんだ瞬間でした。

 

 

 

 

 11月11日、12日には川内川改修促進期成会中央要望のため上京し、国土交通省や鹿児島県、宮崎県選出国会議員を訪問し、災害復旧支援と防災対策について鹿児島県議会田之上議長をはじめ、関係各市町による要望活動を行いました。11月15日、愛知鹿児島県人会長で伊佐市出身の山口吉生さんからご訪問いただきました。16日、17日は再び上京し、安全・安心の道づくりを求める全国大会と自由民主党本部で開催された「治水議員連盟総会」に出席し、秋田県大仙市長、島根県川本町長とともに今年7月の豪雨災害の状況説明をさせていただきました。災害支援と今後の治水対策の必要性を訴え、ご理解いただいたことに手応えを感じたところです。

 

 

 

 毎年11月下旬になると市内のあちらこちらで紅葉を楽しむことができますが、特に曽木の滝公園では多くの観光客で賑わっていました。11月18日~23日には、伊佐市ボランティアガイド「伊佐の風」による「曽木の滝復興写真展」が開催されました。11月19日~21日には、薩摩寒蘭鹿児島県連合会による薩摩寒蘭の展示会を伊佐市で開催していただき、21日は表彰式に出席して伊佐市長賞の表彰とお礼のあいさつをしました。22日は東京2020オリンピック女子柔道78㎏級で金メダリストの濵田尚里選手による表敬訪問を受けました。濵田選手は霧島市出身で寝技のスペシャリストと言われていて、東京2020オリンピックでは全て寝技(関節)による一本勝ちで実力どおりの結果を出しての金メダル獲得でした。メダルを貸していただきましたが大変重みのある立派なメダルに感激しました。

 

 

 

 23日はKKB鹿児島放送で「KKBふるさとCM大賞」が午前中放送され伊佐市から応募した作品がアイデア賞をいただきました。今後伊佐市のCMが30回放送されますのでご覧いただきたいと思います。午後から曽木の滝公園に行きましたが、多くの観光客で賑わっていました。7月の災害により立ち入りできないところがありますが、それでも多くの観光客に訪れていただいたことは嬉しいことでした。24日は神奈川県伊勢原市で伊佐米の販売をしていただいている荒川米店㈱の荒川誠二社長ご夫妻が市長室にお越しになりました。今後も伊佐米の販路拡大に向けて頑張っていくと言っていただき感謝を申し上げることでした。また夜には、伊佐市商工会青年部定例会にご招待いただいたので前田創之副市長と参加し意見交換をしました。若い力で地域を盛り上げる活動の報告もありました。25日は菱刈パークゴルフ場において鹿児島県パークゴルフ協会連合会主催による大会が行われました。当日は鹿児島市、霧島市やいちき串木野市等市外からの参加もあり大変盛り上がっていました。

 

 

 

 26日は曽木小学校で「曽木フェスティバル」が開催され、近くのこうようこども園児や地域の高齢者を招待し楽しい催しが企画されていました。曽木小学校の1年生、2年生による手作りのおもちゃやゲーム、かわいい演出でおもてなしをする様子を見ながら、日頃の学校運営に感謝の気持ちで楽しい時間を過ごしました。午後からは県姶良・伊佐地域振興局との行政懇話会に出席し、災害対応や市の課題に対する要望をしながら有意義な意見交換ができました。28日は海音寺潮五郎記念「海潮忌・文学フェスティバル」に出席しました。今回で37回目を迎えることになりましたが、海音寺先生の生誕120年記念と銘打ち、「銀杏文芸賞」や「読書感想文・感想画コンクール」を行いました。全国各地から昨年を上回る多くの応募があり内容も素晴らしいものばかりでした。

 

 

 

 29日には令和3年第4回伊佐市議会定例会が開会しました。本会議(初日)終了後、九州経済フォーラム主催の「地域間交流懇談会㏌熊本」に出席するためにバタバタと熊本市に向かいました。「DX戦略(デジタルトランスフォーメーション)のあり方」や「スーパーシティ構想」について議論を深めることを目的に開催されました。デジタル庁のDX戦略構想、熊本県DX戦略の概要、人吉市スーパーシティ構想概要、IT人材育成を目的に新しく開校される学校概要、パネルディスカッション(地域から創ってみせる!DXの力と未来)を拝聴しながら、世界の先進国の中で、日本におけるDX戦略が遅れているとの指摘に、私たち地方の自治体においても課題は同様で、これから遅れをとらない対策と新しいチャレンジを計画・実行していくことが急務となっている現実を確認できました。

 

 

 

 結びに、冒頭でも触れましたが、市長に就任して今月から2年目のスタートとなりました。これまでは新型コロナウイルス感染拡大や豪雨災害の影響により甚大な被害を受けた地域経済の閉塞感を跳ね返す雰囲気を創り上げられたらと願いながら行動していきたいと思います。地域では、飲食店等を利用する人々が増えてきているようです。新型コロナウイルス感染防止対策をとりながら年末・年始が盛り上がればありがたいと願っています。皆さまにとって今年最後の1ヶ月が充実したものになり、素晴らしい新年が迎えられるよう願っています。明るい明日のために一緒に頑張りましょう。

 

 

 

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