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2022年04月01日

 

 今日から4月、新年度を迎えることになりました。今年の桜の開花は例年より少し早いようで伊佐市の桜名所である「忠元公園」では3月下旬に満開になりました。満開の桜並木を歩いていると豊かな景色に幸せな気分になりますが、同時に3月の別れを思い出し寂しい気持ちになったり、今日から始まる新たな出会いに楽しい気持ちになったり複雑な気持ちになります。桜の花弁を楽しめるのは短い期間ですが、短い期間だからこそ人は季節の変化を肌で感じながら素晴らしい風情に魅了されるのでしょうね。

 

 

 

 伊佐市の桜名所では、奥十曽の「日本一のエドヒガン桜」、「忠元公園の千本桜」が有名ですが、高い志で活動されている「大口城を愛する会」の皆さんにより新たな名所が生まれようとしています。大口城跡の調査や環境整備を行いながら、目標1,000本の桜植栽も既に700本が植栽されています。1,000本の植栽が達成され大口城跡地がピンク一色に染まった風景を想像するとワクワクします。近い将来には忠元公園から大口城跡地までのウォーキング大会をはじめとする各種イベントの開催、多くの人々が笑顔で行き交う楽しい風景等幸せ一杯に包まれることでしょう。夢のある活動を微力ではありますが応援していきたいと思います。毎回の活動に参加いただいている皆さまに心より感謝申し上げます。

 

 

 

 話は変わりますが、新型コロナウイルス感染状況は現在も厳しい状況が続いており、施設でのクラスターも2件発生しています。これまで2年以上にわたり感染予防対策にご協力をいただいています、伊佐市医師会や医療従事者、各関係機関、教育関係者、そして市民の皆さまに心より感謝申し上げますとともに引き続きご理解とご協力をいただきますようお願いいたします。伊佐市議会令和4年第1回定例会3月22日に閉会しましたが、3月7日(本会議4日目)に行われた総括質疑の中で、私が発表した令和4年度施政方針に対して質疑がありました。市政方針に引用した「渋沢栄一翁」の名言について具体的な説明を求められましたので、次のとおり答弁しました。

 

 

 『私が渋沢栄一翁を尊敬し、施政方針に名言を引用した理由は多くあり簡単には説明できませんが、大きく2つの理由について説明します。渋沢栄一翁は「日本資本主義の父」と言われていますが、理想としこだわって唱えられていたのは「資本主義」ではなく「合本主義」でした。資本主義の仕組みを動かす原動力は、資本家たちの「もっとお金を儲けたい、お金持ちになりたい」という個人的な欲望によるのが殆どで、「公益」という考え方はありませんが、合本主義(がっぽんしゅぎ)には「資本主義」活動の中にあっても「公益を追求する」使命や目的が根本にあります。事業を行う場合「自分がもっと儲けたい」という思いは事業を推進する上では必要であると思いますが、その結果として「国や社会が豊かになる、人々が幸せになる」という目的が達成されなければならない、一部の人に利益(富)が集中する仕組みではなく「みんなで人、物、金、知恵を持ち寄って事業を行い、その成果をみんなで分かち合い、みんなで豊か(幸せ)になる」という道筋を考え唱えたのが「合本主義」です。私たちが行政運営を進めていく中で、この合本主義の考え方が全てあてはまるものではありませんが、根本にある哲学に共感しお手本にしたいと思いました。単に伊佐市だけの発展を願った行動ではなく近隣自治体の発展も願いながら協力を惜しまない姿勢を持つことが、結果として将来伊佐市にも返ってくると思いますし、昨年2月に実施した「市長と語る会」もいろいろな立場の市民の皆さんから直接話を聞かせていただく場を設けることにより、新しい気づきもあるかもしれないと思い今年も開催したいと考えています。また、渋沢栄一翁が原点となった母親のゑいが、「ハンセン病の女性に優しく接し、お礼にもらったお団子も平気で食べたことや、他の人が蜘蛛の子を散らすように逃げる中、共同風呂に入ってきたハンセン病の女性の背中を流してあげたというエピソードを知り、「教育日本一」を掲げる私にとって、人を育てる原点は家庭であり、学校であり、そして私たち大人の考え方、接し方が重要であることをより強く教えられたことも影響しています。(中略)渋沢翁の「常に環境の変化、時代の先を見て変わることを恥と思わない態度」を見習いながら「前例主義」をやめ現状維持で満足せず進んでいきたいとの思いでもあります。当初予算を編成する中で、各担当課と意見をぶつけ合いながら、本当に必要な予算なのか、他に手段がないのかなど多くの議論を重ねてまいりました。時には言い合い(喧嘩)のようになった場面もあったと記憶しています。これまで特に異論もなく、当然のように予算がつけられていた事業に対し、私が、本当に必要なのか?他にやり方はないのか?と異を唱えたことで驚いた課もあったと思います。違う角度から捉えてみる、これまでのやり方を、視点を変えて見直してみることは、これまで「常識」とされてきた「常識」を打ち破ることになろうかと思います。今後も、今まで述べました姿勢で新たな取り組みを進めたいと考えております。』

 

 

 

 

 ちなみに、この中で触れています昨年2月に開催しました「市長と語る会」は新型コロナウイルス感染防止の観点から2月の開催予定を延期し5月中旬に計画していますので多くの方々に参加していただきたいと思います。3月の行事の主なものを紹介します。3月6日は伊佐市シルバー人材センターの25周年記念式典が行われました。3月8日は伊佐市有害鳥獣対策協議会と伊佐市交通安全対策会議、3月10日は出水美代子さんが「鹿児島県指導農業士」に認定されたと嬉しい報告をしてくださいました。

 

 

 

 3月11日は大口明光学園高校生から2月28日に引き続き、寄付を届けていただきました。2月28日は女性活躍推進目的とした募金活動による集金分、3月11日は「空き家活用コンテスト」で入賞の賞金寄付していただきました。これまでの献身的な活動に感動しながらありがたくいただきました。3月16日は自衛隊新入隊員壮行会が行われ、今年は7名(1名は防衛大学校)の若者が「国を守り人の役に立つ」と決意を表明してくれました。現在の世の中にあって、このように素晴らしい使命感をもって、ここまで成長された7名と育ててこられた保護者の皆さんに心より敬意と感謝を申し上げたいと思います。

 

 

 

 3月17日は伊佐市総合教育会議で「伊佐の教育日本一」に向けた計画や課題について活発な意見交換が行われました。3月20日は初めての試みとして企業対抗℮スポーツ交流戦「℮ー佐カップ(イーサカップ)」が行われ大いに盛り上がりました。伊佐市の若い力によって、今後ますます盛り上がることがイメージでき楽しくなりそうです。

 

 

 

 

 3月21日は菱刈パークゴルフ場において「第3回忠元公園桜祭り大会リプサ杯」が行われました。今年も協賛いただきましたリプサ株式会社様、大会を盛り上げていただいている役員の皆さまありがとうございます。3月23日は本城幼稚園卒園式と菱刈土地改良区通常総代会が行われました。3月24日は山野小学校の卒業式に出席しました。3月27日は人吉市役所新庁舎落成式及び市政80周年記念式典が行われ出席しました。来賓の金子総務大臣や熊本県蒲島知事から素晴らしい新庁舎に防災対策本部が設置され、市民の安心・安全はもとより新しい地域発展の拠点として期待されるあいさつがありました。

 

 

 

 3月29日は退職・異動される小中学校の校長先生、教頭先生の辞令交付式と送別会が行われこれまでのお礼を申し上げさせていただきました。3月30日は手話通訳者養成講座Ⅰ課程閉講式が行われ、6名の受講生が講師の鹿児島県聴覚障害者協会の寿福三男先生から修了証書を授与されました。私も冒頭のあいさつのみ手話を交えましたが難しいことにチャレンジされた受講生とお世話になった講師の先生方に感謝申し上げます。3月31日は職員退任式で7名の退職者を見送りました。これからの人生に多くの幸せが訪れますように。いよいよ新年度スタートします。令和4年度を素晴らしい一年にするために夢を語り笑顔で頑張りますので今年度もよろしくお願いいたします。

 

-ひと区切り 桜に誓う 良き人生-

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