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危機管理と希望

2022年07月01日

 今年は例年になく早い梅雨明けとなりました。6月27日に梅雨明けの報道があり、内容を詳しく聞いてみると、今年の梅雨期間は16日間で、これまで最短だった1964年(昭和39年)の21日間を更新し、観測史上最短となったようです。また、6月27日に梅雨が明けるのは、1955年(昭和30年)の6月24日に続く観測史上2番目の早さのようです。

 しかし、梅雨は明けたというものの、昨年、伊佐市を含む鹿児島県北部に豪雨による災害が発生したのは7月10日でしたので、このまま何事もなく平穏に過ぎていくとは思えません。気を引き締めながら7月を迎える必要があると思っています。

 先日は、総務省の主催でWEBにより行われました「災害対応研修」に参加し、長年にわたり災害現場において活躍されてきた講師とマンツーマンでご指導を受けることができました。昨年は7月9日から10日にかけて「線状降水帯」が発生し、これまで経験したことのない短時間での集中豪雨に見舞われ、即座に対策本部を設置しました。

 この対策本部では、私が市長に就任し初めて指揮を執りましたので経験はなかったのですが、第一に市民の皆さまの命を守ることを優先した判断をしました。

 今年もいつ何が起こるかわかりませんので、日頃からの備えについてよろしくお願いします。私も気を引き締めながら日々の公務にあたりたいと思います。

 また、6月3日から28日まで令和4年第2回伊佐市議会定例会が開かれました。その中で多くの一般質問や総括質疑が出されました。各議員から出される質問や質疑は様々な内容になりますが、各質問について誠実に答弁させていただいたつもりです。政策提言で有効と思われるものについては検討をはじめたいと思います。これまでよりも、これからどうするかが大変重要だと思いますので前を向いて進んでいきます。

 6月は要望活動のために東京に出張しました。全国市長会総会、鹿児島県市長会主催による鹿児島県選出国会議員との朝食会・要望活動会、来年度の農政関係予算の要望活動に参加をしました。地元選出国会議員への要望活動では、鹿児島県の19市の首長は全員出席、国会議員は、自由民主党から森山裕議員、宮路拓馬議員、小里泰弘議員、保岡宏武議員(以上衆議院)、尾辻秀久議員、野村哲郎議員、そのだ修光議員、宇都隆史議員(以上参議院)、立憲民主党から野間健衆議院議員、無所属の三反園訓衆議院議員に出席いただき市長会の要望を真剣に聞いていただきました。

 議員の皆さまは、これまでの議員活動においてそれぞれに得意分野が違いますので、市長会からの多くの要望に対して関係の深い分野についてコメントされるわけですが、森山裕議員、小里泰弘議員、野村哲郎議員は農業政策に詳しいこともあり、今最も注目されている「食料危機」についての対策について詳しく説明いただきました。その他出席された各議員の皆さまからも各政策について丁寧に説明いただきました。

 最後に鹿児島県市長会本坊会長から「皆さん他にはありませんか?」とアナウンスされましたので、挙手をし「伊佐市へ特別支援学校の誘致活動を湧水町と一体となって頑張っています。通学に長時間を要し本当に過酷な条件での通学環境を早く解消していきたいので、ご支援をお願いします。」と訴えました。その後、阿久根市の西平市長から「伊佐市には必要ですから私からもお願いします。」と援護射撃をいただきました。回答として尾辻秀久議員から前向きな発言をいただきましたので手応えを感じたところです。

 今回の農林水産省や国会議員の皆さまを訪問する中で感じたのは、今問題となっている「食料危機」を乗り切っていくために、日本における食料自給率の向上の重要性、そのために伊佐市の基幹産業である第一次産業の今後は明るくなる可能性が膨らんできているということでした。肥料の高騰においても私たちの鹿児島県やお隣の宮崎県は畜産が盛んな地域ですので特性を活かした肥料の供給についても有利であることなどを考えると、私のキャッチフレーズである「夢ある伊佐を一緒につくりましょう」を更に言いたくなりました。

 

6月の行事について紹介します。

6月1日は前述しました全国市長会総会と鹿児島県市長会による要望活動でした。

6月2日は地元選出国会議員の事務所(衆議院会館、参議院会館)を訪問しました。

6月3日は7時30分から市と地域包括連携協定を締結しています第一生命保険株式会社の皆さまにもご参加いただき、菱刈地区のまごし館周辺のゴミ拾い活動を行い、終了後に日本フードパッカーの対応策について協議、令和4年第2回伊佐市議会定例会の招集日でした。

6月6日は農業分野に取り組みたいと意欲のある方から訪問していただきました。

6月7日は伊佐市議会一般質問で5名からの質問でした。

6月8日は7日同様一般質問で4名からの質問でした。

6月9日は教育委員会主催の学校訪問に私も参加させていただきました。午前中は羽月小学校、午後から羽月西小学校で両校の児童が元気よく真剣に授業に取り組んでいる姿を見ながら手応えを感じながら私の活動拠点だった羽月小学校の体育館で用意された給食をおいしくいただきました。

6月10日は国際ソロプチミスト大口伊佐の皆さまから寄附の目録をいただきました。その後一般質問で2名からの質問を受けました。

6月12日は薩摩川内市から来客があり、地域の特産品である焼酎(銘柄はナイショです)をたくさん買ってもらい、その後は曽木の滝公園に案内し昼食を共にしました。

6月13日は教育委員会社会教育課が主体となって、各コミュニティ協議会や学校と一体となって行っている「伊佐さわやかあいさつ運動」の様子を見させていただきました。

6月14日は伊佐市議会総括質疑で7名からの質疑を受けました。議会終了後「伊佐市公共施設等総合管理計画推進本部会議」を開催し、新庁舎建設について協議しました。

6月15日は固定資産評価員辞令交付式、風力発電計画中止を求める陳情書の受けとり、沖田義一様への叙勲伝達、第1回伊佐湧水消防組合臨時議会、伊佐湧水消防本部協議、地球温暖化対策実行計画協議、池畑県議来室がありました。

6月16日は井上二刀様への叙勲伝達、総務省主催の「災害対応研修」にWEBでの参加をしました。

6月17日は第1回日本赤十字社鹿児島県支部評議員会が鹿児島市で開催され出席しました。6月20日は伊佐農業公社社員総会に出席し、今後、農業公社の果たす役割の重要性についてあいさつで述べさせていただきました。

6月21日はKKBフォトドラアワード認定式が行われ、「布計小学校跡」と「ひしかりガラッパ公園」が新たに認定され、トヨタカローラ鹿児島㈱代表取締役社長の中村様から認定書の授与とテレビ取材対応、防衛省自衛隊鹿児島地方協力本部長の稲崎清一郎様から就任のあいさつをいただきました。夕方からは「まちの駅伊佐・湧水ブロック総会」に出席しました。6月22日は消防課長会、県際バス対策協議会総会、あいらの森ホスピタルの永田理事長様他多くのお客様がありました。

 

6月23日は伊佐市防災会議を開催し各関係団体の皆さまと防災対策について意識と情報の共有が図られたと思います。午後からは「マイプロジェクト特別賞」を受賞した大口高校生5名が表敬訪問に来てくれました。大口高校の5名全員から体験活動をとおしての感想と受賞の想いについて発表してもらいましたが、生き生きと発言する姿を見ながら、活動によって得られた自信と自分の成長を実感している様子が伝わってきて感動しました。大口高校は大変素晴らしい学校です。夕方からは鹿児島市において日本フードパッカー関連の関係で行動しました。

6月24日は鹿児島県治山林道協会理事会に出席しました。

6月25日は伊佐市の企業誘致の可能性について検討していただくために現地案内をしました。

6月26日は伊佐市立本城幼稚園の運動会が行われ最後まで参加しました。玉入れ競争と人探しの種目に参加しとても楽しい時間を過ごしました。

6月27日は防衛省自衛隊、R9HOTELS GROUPから来客、午後から「伊佐市農林業技術者連絡協議会総会」に出席しました。

6月28日は令和4年第2回伊佐市議会定例会の最終日でした。こちらから提案した全ての議案について「可決」「承認」「同意」をいただきました。

6月29日は伊佐湧水消防組合の施設4箇所(消防本部・大口消防署、菱刈分遣所、南消防署、吉松分遣所)を視察に行きました。どの施設も老朽化が著しく進んでいる状況を確認しました。夕方からは伊佐市職員労働組合青年部から学習会(採用1年~3年)で話をしてほしいと要請がありましたので快諾し、組合員時代の話や今の立場になってからの話などをさせていただきました。このような誘いがくることは大変嬉しいことでした。

6月30日は地域福祉計画推進委員会が開催されました。午後からは緊急課長会を招集し、県の動向を踏まえた新型コロナウイルス感染対策についてとマイナンバーカード普及啓発等について協議しました。新型コロナウイルス感染は未だに終息には至っていませんが、行動制限や飲食における人数制限等が緩和されてきました。各種行事やイベントも徐々に行われるようになってきました。今後は世界情勢を注視しながら地域の新たな可能性にチャレンジしなければなりません。「夢ある伊佐のために一緒に笑顔で頑張っていきましょう。」

 

今月もよろしくお願いします。

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