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伊佐の風景

2022年10月01日

 今月に入りいよいよ本格的な秋の風景に変わってきました。伊佐平野では稲穂が黄金に染まり、稲刈りの最盛期を迎える時期となりましたが、昨年と違うのが先月発生した台風14号の影響で稲の多くが倒れた風景になっているということです。伊佐のように稲作の盛んな地域にとって台風は非常に厄介なものであるものの、今後もつき合っていかなければいけないわけですから、難しい問題ではありますが対策を考えなければなりません。
 その対策の一つとして、最近得た情報で台風の影響を受けない強い稲を育てるための肥料(栄養剤)?が開発されており、実証実験で効果が認められているという情報もありますので、伊佐での活用の可能性について検証してみたいと思っています。
 そんな中、台風14号が通りすぎ被害の状況もわかってきた後に訪れた理髪店で店主から面白い話を聞きました。「今度の台風でうちの稲もたくさん倒れでショックを受けていましたが、ここに来てくれる農家のお客さんから、倒れていない稲の見た目は良いけど稲穂が詰まってないから倒れないのであって倒れているということは良くできているわけだから倒れたことは悪いことではないよ。」こんな話を聞きながら、やはり見る視点を変えた考え方というのは重要で、同じ出来事でも見方を変えることによって良いことにもなれば、悪いことにもなるものだと被害に遭われた農家の人からの心が和む話を聞くことができて嬉しい気分になりました。
 皆さまもご存じのとおり、伊佐地域で生産される「伊佐米」は、鹿児島県では最上質に位置づけられブランド米として有名になってきています。炊きたてが美味しいのは当然ながら、冷えても美味しいのが伊佐米の特徴ですからおにぎりに最適です。伊佐市でも11月12日(土)・13日(日)に収穫祭となる「伊佐ふるさとまつり」が開催されますので、多くの方々にご来場いただき味わっていただければ嬉しいです。
 話は変わりますが、昨年は新型コロナウイルス感染の影響により殆どの行事が中止され、百歳に到達された方々に対しての訪問もできませんでした。しかし今年は大変嬉しいことに、今年度新しく百歳に到達された26名のうち9名の方々に直接お会いしてお祝いを申し上げることができました。岸田文雄総理大臣からの百歳高齢者表彰状と記念品を手渡すときは嬉しそうな笑みを浮かべて受け取られる姿に感動しながら、私からもお祝いのことばとお祝い金をお渡しさせていただきました。
 訪問してお会いできた皆さまは本当にお元気で素敵な方々ばかりでした。その中でも特に自宅にお一人でお住いで、広い屋敷を立派に管理しながら、野菜をつくり多くの人に配り感謝されているYさんとお会いしたときには度肝を抜かれました。肌艶の良さと会話の内容から、とても百歳には見えないというより70歳代と錯覚するほどでした。「まだ百歳になった実感はありません。次は百十歳を目標に頑張ります。」に心から感動しました。
 その他、このような状況の中において施設での面会を許可していただいた湧水町のグリーン光芳、グループホームはやひと、老健はやひと、グリーンハイツ周山、敬寿園の皆さまに心より感謝を申し上げたいと思います。長生きの秘訣は、「よく笑うこと、よく食べること、くよくよしないこと」等と良く言われますが、幼少期からの鍛錬による強靭な体力、精神力が備わってのことなのでしょう。長い人生の中では楽しいことよりも苦しいことの方が多かったはずですが、そこから逃げずに乗り越えられてきたことも大きな要因だと思いました。自分も大先輩方には遠く及びませんが、生き方を学びながら逃げない人生を真似していきたいと思います。

9月の行事について紹介します。

 9月2日は早朝ゴミ拾い活動(第一生命保険株式会社の皆さんも参加)、第3回市議会本会議一般質問(詳しくは市のHPで確認してください)、臨時課長会。
 9月3日は市役所を早期退職し畜産農家の仲間入りをしたMさんの新畜舎完成祝い出席。今後伊佐の農業を盛り上げてくれることと期待します。
 9月6日は市議会本会議一般質問。
 9月8日は隼仁会敬老会で使用されるビデオメッセージの収録。午後からは日本フードパッカー鹿児島㈱工場閉鎖に関連した企業訪問。
 9月9日は市議会本会議総括質疑、鹿児島県中小企業同友会から表敬訪問。
 9月10日は西九州新幹線試乗会にJR九州からご招待があり参加。博多駅から武雄温泉駅まではこれまでどおりの運行になりますが、武雄温泉駅から長崎駅までが新しい新幹線が運行されることになりました。新幹線に乗車するのは30分弱であっという間ですが素晴らしい新幹線の開通で沿線地域はますます活性化することでしょう。
 9月11日は大口中央中学校体育大会に出席し、一所懸命に競技に臨む全生徒の態度に感動し、校長先生はじめ各先生方の日頃の指導に感謝することでした。その後、企業経営者による面談の立ち合い。
 9月12日は長年大口市、伊佐市議会議員としてご活躍された故鶴田公紀氏への叙勲伝達。
 9月13日は伊佐ふるさと応援大使の齊木由香さん来庁。伊佐市の活性化に貢献したいとの想いを伝えていただきました。また、午後からは先に触れました今年度百歳に到達された9名の方を訪問しました。
 9月14日は牛のセリ市にお邪魔しました。ここ数ヶ月の取引は厳しい状況が続いていますが早く以前の価格まで持ち直すことを願うばかりです。飼料価格高騰をはじめ追い打ちをかける状況になっており、先日の臨時議会で認めていただいた畜産や農業支援の予算を執行していきます。その後、セリ市から帰庁後、火災発生の連絡が入り現場に駆けつけました。家屋は全焼したものの、人命に影響はなかったのでそれだけは救いでした。
 9月15日は上京し、株式会社ユピテルの安楽憲彦代表取締役会長を訪ねました。同席された常務取締役渡邉眞営業本部長と執行役員宣伝部石橋篤ゼネラルマネージャーから今後の鹿児島県における観光振興戦略について夢のあるお話をいただきました。安楽会長から「伊佐市も忘れていない」との説明があり大変喜んだところでした。
 また、午後からは幕張メッセで開催中の「東京ゲームショウ2022」に向かいました。今回伊佐市から初めて、伊佐市の紹介と定住促進を呼びかけるブースを出展していましたので激励のために。さすがに幕張メッセ、会場はとにかくすごい人で伊佐市のブースも活気があり嬉しくなりました。今後の広がりに期待したいと思います。
 9月16日は夕方から人吉医療センター主催で行われた「地域医療構想講演会」にWEBで参加。今後の伊佐市においても役立つ内容で素晴らしい講演会でした。
 9月17日から予定されていた県民体育大会は台風14号の発生により中止になり、この日から台風対策として警戒態勢に入りました。
 9月18日も引き続き警戒態勢のために市長室で待機しました。
 9月19日は8時より災害対策本郡会議を行い各課から被害状況について報告を受けましたが、大規模災害や人命にかかわるような事件の報告はありませんでした。
 9月21日は消防課長会、午後から「黄金の俳句コンクール」の最終審査に出席し、最優秀賞、伊佐市長賞、伊佐市教育委員会賞をそれぞれ決定しました。
 9月22日は市議会本会議、午後より公共施設等総合管理計画推進本部会議、経営戦略会議、18時30分より伊佐市長杯ソフトボール大会の抽選会と監督会議に出席。
 9月23日は伊佐市民ゴルフ大会が行われ参加。夜は山野西文化交流会館で行われたインド料理の試食会と交流会に参加。
 9月25日は市内の殆どの小学校で運動会が開催され、招待のあった大口小、本城小、山野小に出席。また10時からは山野地区の菅原神社例大祭、招魂碑慰霊祭に出席。
 9月26日公共施設等総合管理計画推進本部会議。
 9月28日は川内川河川事務所から杉町所長他4名市長室に来室。流域治水の促進について他の説明を受け、今後の治水対策や災害対策での連携を確認しました。また、午後からは池畑県議、池上湧水町長と特別支援学校の誘致活動で県東條教育長を訪問し、その後、池畑県議、猩々農園株式会社代表取締役猩々義秋氏と塩田知事を訪問し、農林水産省から6次産業化の認定とOMOTENASHI Selection2022受賞の報告をしました。引き続き池畑県議と池上湧水町長と同行し、日本フードパッカーの後継企業の動きや従業員の雇用について説明し、これまでの県の対応についてのお礼と引き続き支援の要請をするとともに特別支援学校誘致について再度のお願いをしました。
 9月30日は早朝より交通事故死ゼロを目指す日(伊佐人の波作戦)が3年ぶりに開催されました。2014年以降伊佐市での死亡事故はゼロが続いていましたが、今年の5月にバイクと自動車による1名の死亡事故が発生しています。今回は新型コロナウイルス感染予防の観点から参加人員を抑制して開催されましたが、今日のこのイベントが死亡事故ゼロに向けたきっかけになることを祈念しながら沿道に立たせていただきました。
 

最後になりますが、最近では、地域の課題解決に池畑県議、池上湧水町長と連携しながら行動する機会も増え、交流する中で嬉しくなる会話があります。池上湧水町長からは「湧水町だけが良くなることだけを考えてはいけない。伊佐市が良くなるために自分たちが協力できることはしていく気持ちが必要。」と。このことは、私も全く同感であり、自分もそのような考えで行動していきたいと改めて思っています。稲盛和夫先生の教え「利他の心」に通じる素晴らしい考え方です。

今月も笑顔で過ごしながら共に頑張りましょう。今月もよろしくお願いいたします。

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