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市長就任2年になりました

2022年12月01日

今年は昨年までとは違い年末になった11月でも暖かい日が続いていたようです。令和4年もいよいよわずか1ヶ月を残すのみとなりました。今年も新型コロナウイルス感染拡大に翻弄され、台風14号により3年連続で被災した地域があり、最近では郡山八幡神社の社務所が全焼するなど辛い思いをすることもありましたが、一方では小中高校生を含む市民の皆さんの思いやりの行動や活躍により嬉しいニュースに出会うことも多くありました。令和4年の締めくくりとなる12月が皆さまにとって素敵な1ヶ月になることを願っています。

さて、令和2年11月30日、多くの市民の皆さまからのご支援をいただき、伊佐市長に就任させていただいてからあっという間に2年が経過しました。2年間必死に進んできたつもりですが、反省点も多くこれまでの反省を活かしながら、明るい将来を見据えた施策を粉骨砕身の精神で頑張っていきますのでよろしくお願いします。

これまでは新型コロナの影響により、市内外で行われてきた各種行事は中止になることが多かったのですが、徐々に行事を復活して行われることも多くなり、昨年と比較すると格段に慌ただしい毎日を送っています。行事やイベントに参加しながら毎日を駆け抜けているとまちや世の中が元気になっていくような気がして感謝の気持ちが湧いてきます。優しい市民の皆さんから「休みも無くて大変ですね。」や「体が大切だから健康に気をつけてくださいね。」等と嬉しいことばをかけていただくこともありますが、「今の忙しさを経験できるのは、今の立場にいることができるからで逆にありがたいことだと思っています。各行事への参加や業務は楽しんでやっています。」と答えるようにしています。

これは、残念ながら今年の8月24日にお亡くなりました、私の尊敬する稲盛和夫先生からの教えにより言えるようになったことばです。忙しく困難と思える状況に立たされても感謝の心でいれば、自然と元気が湧いてきて笑顔になれるから不思議です。考え方や気持ちの持ちようで良くも悪くもなっていく、小さな良い考えの積み重ねで人生は大きく変わっていくものだと教えられました。

また、一方では長引くロシアによるウクライナ侵攻や急激な円安によってもたらされている農家を直撃する肥料や飼料をはじめとして燃料や電気料金、建設資材や食料品等急激な価格高騰が社会生活に大きな影響を与えています。伊佐市では肥料や飼料、燃料高騰における農家(畜産)支援をはじめ医療機関や社会福祉施設、認定こども園や保育所、児童発達支援施設、放課後児童クラブ、製造業をはじめとする各種事業所に対して「電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援補助金」を交付しています。厳しい状況は続くと思いますが少しでも負担軽減に繋がればとの願いです。このような支援も国や県からの財政支援があってできることですので感謝しなければなりません。

11月の行事について紹介します。

1日は県の姶良・伊佐地域振興局との「令和4年度下期地域行政懇話会」で県に対して要望を伝えました。県からは豪雨災害対応等幅広い要望に対し、丁寧な回答とともに活発な意見交換もできましたので嬉しく思いました。

2日は県国民健康保険団体連合会トップセミナーで、国際医療福祉大学大学院客員教授で日本健康会議事務局長の渡辺俊介氏により「日本健康会議が目指すもの」で健康寿命を延ばし維持するために国が進める構想について学習しました。

3日は伊佐市文化祭でした。日本舞踊をはじめ吹奏楽団、三味線や民謡、太鼓演奏、歌謡ショー、フラメンコ、レクダンス等の披露と生け花や写真等の展示で私自身も楽しい一日を過ごしました。伊佐市の文化レベルは自慢できるもので、来年の夏には県民文化フェスタが伊佐市で開催される予定になっています。来年の夏が来るのが今から楽しみです。

4日は毎月、環境政策課職員が主体となって行っている市内ゴミ拾い活動に参加しました。今回も第一生命保険株式会社の皆さまにも多数参加していただきました。毎月の参加に心より感謝です。その後は市議会臨時会で「電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援補助金」の補正予算を承認され、首長シンポジウム、12月補正予算協議、夜は「伊佐市に特別支援学校をつくる会」との意見交換会に出席し、伊佐市と湧水町一体となった塩田県知事や東條県教育長に対しての要望活動等の様子について報告しました。

5日は春の高校バレーボール大会宮崎県大会が行われ、教え子の応援に行きました。

6日は春の高校バレーボール大会鹿児島県大会が行われ、こちらも教え子の応援に行きました。(結果は優勝。)その後は「2022かごしま政経セミナー」に参加し、国の農業政策や防衛を含めた国際情勢について多くの情報を得ることができました。

7日は県に対して4期成会合同で要望活動。この要望会は国・県道の整備についてでした。

8日は「ねんりんピックグランドゴルフ大会出場」伊佐市選手団の激励、午後からは女優中村アンさんが出演されているドライブレコーダーのCM「ユピテル、ツイテル」でお馴染みの株式会社ユピテル代表取締役会長の安楽憲彦様が市長室にお越しいただきました。安楽会長は伊佐市のご出身で伊佐市教育行政に対して多大な貢献をいただいています。

9日は「安心安全の道づくりを求める全国大会」と国への要望活動のために東京出張。

10日は東京から帰庁し、夜は消防団の中継消火活動訓練に参加。日頃からの消防団活動で団員の皆さまには大変お世話になっています。市民の安全・安心のために今後ともよろしくお願いします。

11日は「第17回伊佐錦杯パークゴルフ大会」の開会式、公平委員会表彰伝達式、午後から鹿児島市で行われた「県後期高齢者医療広域連合議会定例会」に出席。

12日は「大口小学校創立150周年記念式典」に出席。司会は伊佐市出身のMBCタレント竹之内雄太さん、伊佐市出身でスラムダンクの作者、井上雄彦氏のメッセージ紹介、竹之内雄太さんとタレント乾き亭げそ太郎さんによる漫談、伊佐市出身の落語家、春風亭柳之助師匠による落語を交えた講演会、児童による学習発表等盛りだくさんの内容で素晴らしい記念式典になりました。午後からは3年ぶりに開催した「伊佐ふるさとまつり」に駆けつけました。会場では多くのお客さんで賑わっており、各ブースでの売れ行きも好調だったところも多かったようです。夜はふるさとまつりに合わせて帰省された「東海伊佐の会」の方々との懇親会に参加しました。

13日は6時から菱刈カヌー競技場で行われた消防団の中継消火訓練に参加。早朝で雨の降る中、多くの消防団員の参加により素晴らしい訓練ができました。今後とも市民の安全・安心のためによろしくお願いします。9時からは本城幼稚園の生活発表会。少ない人数ですが、歌に劇に日本舞踊、ダンス等園児のみんなは一人何役もこなし立派な姿を披露してくれました。日頃の根気強い先生方の指導に感謝する気持ちで見ていました。

14日は令和5年度伊佐市職員採用2次試験で面接を担当。夜は葉たばこ振興会員との交流会。昨年はコロナの影響で参加できなかったので、今年は昨年の分まで楽しい時間を過ごしました。

15日は県商工政策課長来室。午後から伊佐市健康づくり協議会出席、夜は大一会のグループホーム「時遊」での消防訓練に参加。避難訓練では職員の皆さんの本番さながらの真剣な行動に感動し、感動したことを訓練終了後のあいさつで述べました。

16日は全国市長会財政委員会(東京)

17日は全国市長会理事・評議員合同会議、災害復旧促進大会、地元選出国会議員への要望活動(東京)

18日は全国山村振興連盟通常総会、国保制度改善強化全国大会、国会議員要望活動(東京)

20日は「令和4年度人権を考える市民のつどい」、オープニングは菱刈人権文化センターを中心に活動の「正調小牟田流五つ太鼓」の皆さんによる素晴らしい太鼓演奏、人権講演会では、伊佐市出身でハンセン病違憲国家訴訟全国原告団協議会事務局長の竪山勲氏によりハンセン病患者として受けてきた自身の差別体験を熱く語っていただき、人権意識の大切さを再認識できた貴重な時間でした。その後は菱刈カヌー競技場で合宿中のパラリンピックカヌー日本代表候補選手の激励。伊佐米や黒毛和牛を贈り大変喜んでもらいました。

21日は国道267号改良促進期成会からの要望活動で熊本県庁を訪問しました。夕方から第1回地域経済委員会に出席。今回はJA関係団体との意見交換会でした。

22日は消防課長会、姶良伊佐法人会からの訪問、午後から令和5年度伊佐湧水消防組合職員採用2次試験。

23日は「多機能型事業所さわやか」主催の「収穫祭もちつき体験」(鹿児島市騎射場公園)に参加。多くの未就学児や小学生にとって杵での餅つき体験は良い体験と思い出になったことでしょう。主催者の早水丈治さんは伊佐市出身で市に何度も寄附活動をされています。素晴らしい活動と行動力の持ち主です。

24日は大阪市で行われた鹿児島県企業立地懇話会に出席。関西地域で活動されている多くの企業が参加される中、伊佐市の紹介を兼ねて企業立地をアピールしてきました。最近大きな注目を集めている熊本県菊陽町に建設中のTSMCに関係する企業などから手応えを感じる意見交換ができたことは大きな収穫だったと思います。

25日は大阪から帰庁し、伊佐市水道事業で重要な「水神祭」に出席し、その後は曽木の滝公園で小水力発電事業を展開中の日本工営株式会社からあいさつに来ていただきました。

26日は大口高等学校創立100周年記念式典に出席。鹿児島県議会の田之上耕三議長に出席いただき、全国各地で活躍の卒業生からは多くの暖かいメッセージやお祝いが届いていました。立派な式典で感動しましたが、その中でも特にお礼のことばを述べてくれた生徒会長の今吉さんの素晴らしい態度が印象に残りました。大口高校の伝統とプライドは引き継がれていると思いながら嬉しい気持ちで聞いていました。式典終了後は春風亭柳之助師匠の講演会があり、さすがに噺家で楽しい中にも深い内容でした。講演途中でサプライズ出演の新潮社三重博一さんと海上保安庁で活躍された江口圭三さんからも深いためになる話ばかりで3人の先輩の貴重な話は、在校生にとって素晴らしいプレゼントになったことでしょう。素晴らしい時間をありがとうございました。

27日は伊佐市が生んだ偉大な歴史小説家の海音寺潮五郎先生を偲ぶ「海潮忌」と「文学フェスティバル」が開催され、第21回銀杏文芸賞、第34回読書感想文・感想画コンクールそれぞれの表彰を行いました。銀杏文芸賞の応募は全国各地からの年々多くなっており喜んでいるところです。大口玲子氏、岡田哲也氏、東直子氏の審査員3名による鼎談では各入賞作品の魅力について語られましたが、どの作品もレベルの高いものだということが理解できる楽しい時間となりました。毎年遠路はるばる会場に来ていただいている海音寺先生のご子孫である末富家の皆さまに心から感謝申し上げたいと思います。

28日は第2回地域経済委員会が開催され、研究討議として鹿児島県農政部農政課長の後藤幹介氏から「農業をめぐる情勢・課題と本県における対応」について紹介され、その後の意見交換では各委員から農業政策についての多くの意見や質問が出され、時間をオーバーするほどの有意義な時間でした。今後の農業は如何にあるべきかを考えさせられました。

29日は伊佐湧水消防組合菱刈分遣所に新しく配置される消防ポンプ車の入魂式に参列。午後から九州電力株式会社霧島営業所長、鹿児島県市町村共済組合事務局長からの訪問。

30日は農村漁村女性活動功労者表彰を受けられた井之上清子さんから受賞の報告にきていただきました。井之上清子さんは、これまで地域農業振興のために多くの活動を続けてこられその功績が認められての表彰でした。伊佐市農業者の憧れであり目標になられることでしょう。本当におめでとうございました。また、神奈川県で唯一「伊佐米」を販売されている荒川米店株式会社の荒川誠二社長があいさつに来てくださいました。伊佐米は優秀な商材だと太鼓判を押していただきました。今後とも伊佐米をよろしくお願いします。その後、株式会社ジャパンファームの高橋克彦常務取締役ほか関係者の皆様、住友金属鉱山株式会社の水野文雄専務執行役員、草場鉱山長の訪問、夜は消防団ラッパ隊の練習が始まりましたので激励のため練習会場を訪問しました。

最後に、冒頭でも触れましたが、市長に就任して今月から3年目のスタートとなりました。地球温暖化による気候変動をはじめロシアによるウクライナ侵攻や急激な円安等国内はもとより世界情勢がめまぐるしく変化していく中で、食料の国内需給率を上げていき外国からの依存を減らすため「食料安保」が叫ばれるようになりました。また、新型コロナウイルス感染拡大の第八波の到来が噂される等まだまだ課題は山積しています。

これまでどおり新型コロナウイルス感染防止対策をとりながら、年末・年始の生活が落ち着いて笑顔の多い日々になりますように願っています。

皆さまにとって今年最後の1ヶ月が素晴らしいものになり、幸せを実感できる新年を迎えられるよう願っています。笑顔多い明るい明日のためにみんなで一緒に頑張りましょう。

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