夢ある伊佐のためにチャレンジ
2024年01月01日
明けましておめでとうございます。希望に満ちた輝かしい新春をお迎えのこととお慶び申し上げます。
令和六年の干支は「辰」です。今年一年が昇り龍のように力強く飛躍する年となりますようお祈りいたします。
昨年を振り返りますと、一月に大口小学校創立150周年記念式典実行委員会のみなさんが熱い思いを持って実現された、井上雄彦さん原作・脚本・監督の映画「THE FIRST SLAM DUNK」特別上映会の開催や、十月に菱刈カヌー競技場で開催された「燃ゆる感動かごしま国体カヌースプリント競技」での地元選手の活躍など、私たち伊佐市民に多くの希望と感動を与えてくれました。
特に、かごしま国体・かごしま大会の開催に合わせて御来市された寬仁親王妃信子殿下の大口酒造株式会社第二蒸留所御視察、秋篠宮皇嗣同妃両殿下の伊佐市子ども発達支援センターたんぽぽとおぎゃー献金記念堂の御視察は、私たち伊佐市民にとりまして大きな励みとなりました。
地域経済に関しては、サンキョーミート株式会社の進出や、パワー半導体製造の株式会社サイコックス・大口電子株式会社との立地協定締結があり、また、国際交流においても台湾の竹田郷への訪問や花蓮市からの来訪など、本市の地域活性化が大きく前進する年でもありました。
このような伊佐市が前進する動きは、多くの市民や関係者のみなさまのご協力によるものであり、改めて心より感謝申し上げます。
また、これまで切望してきた特別支援学校の設置について、昨年、県教育委員会が設けた検討委員会から伊佐・湧水地区への分置の方針が示され、本市では「伊佐市特別支援学校整備検討委員会」を立ち上げ、湧水町や「伊佐市に新しい特別支援学校をつくる会」と連携して取り組んでいるところであり、一日も早い特別支援学校の設置に向けて努力してまいります。
あわせて、市民の安心・安全を守る防災行政無線の整備、令和八年度完成予定の新庁舎建設に向けた手続を着実に進めていくとともに、時代の変化に対応したさまざまな分野での取組みを進めてまいります。
渋沢栄一翁の教えに「現状維持は後退しているのと同じ。」という言葉があります。チャレンジしないことは衰退していくことを意味します。
本年も、夢ある伊佐のまちづくりをさらに推進するために、また伊佐の魅力ある教育日本一の実現のために、情熱を持ってチャレンジしていきたいと思います。
結びに、新しい年が活力に満ちあふれ、笑顔輝く一年でありますよう、市民のみなさまのご健勝とご多幸を心より祈念いたしまして、新年のごあいさつといたします。
【今回も職員メールを1通紹介したいと思います。】
題名「プラス思考の大切さ」
今月に入り朝夕寒くなる日も多くなってきましたが、新型コロナウイルス感染やインフルエンザ感染等体調を崩してはいませんか?私は今のところ元気です。(笑)今月は忘年会シーズンで夜の会合も多くなっているので、絶対に感染しない約束も保証もできませんが、気をつけながら地域の行事には参加していこうと思っています。今年も後2週間弱になりましたが、健康な状態で年越しされることを願っています。
表題にあるように「プラス思考」を取り入れることは、精神を安定されるためにも体の免疫を高めるためにも大切だと言われますが、皆さんは「プラス思考」についてどの程度意識していますか?私が「プラス思考」を取り入れるようになったのが、22歳の時でしたので長く時間が経過しています。「起きてしまったことを取り返すことはできないので、現状に最善を尽くすことが重要でありそのことで道も開けてくる。」、「現状を最悪と捉えるのか最高と捉えるのかで人生は大きく変わっていく。」と教わりました。
今、日本人では自己肯定感を持つ人が減ってきているといわれるようになってきましたが、それは教育に原因があると言われています。日々の中で「プラス思考」を取り入れることで自己肯定感を持つこともできるようになると思うのです。
以前読んだ松下幸之助さんの本に、車にはねられ足を怪我した時に「何でこんな怪我をしないといけないの?ついてないなあ」ではなく、「自分は本当についているからこの程度の怪我で済んだと考えた。」と書かれていたことを思い出しますが、このような「プラス思考」と努力の継続が大成功につながったことは皆さんもご存じのとおりです。
仕事で失敗し、上司から注意をされたときに、「自分は悪くないのに何で叱られないといけないのだろう?」と考え聞くのか、「今叱ってくれているのは、自分の成長を考えてのことだからありがたい。次は同じことを言われないように頑張ろう。」と考えられるのか。このことは前も書いたことがあったと思いますが、一つの出来事に対して見方を変えることで「良かった」と思えることもあり「最悪だ」と思えることもありますよね。
昨日は、ある課の業績(結果)に対して、県から指導を受けるためにリモートでの森元副市長と一緒に意見交換会に参加しました。意見交換会で県の方々の言い方は優しいものの、内容は大変厳しいものでした。このような境遇におかれることは一般的には恥ずかしいことと捉えられると思いますが、(実際にそのような考え方も頭を過りますが)私は、こんなに考えることにしました。
今回の指導がなければ、ある課の業務に対して掘り下げて見ることはできなかっただろうし、職員も悔しさを味わったことで今後の飛躍が期待できるだろうと。また、今回の結果は、職員による責任によるものだけではなく、いろいろな動かしがたい条件が重なったことも原因となったわけですが、他の職員に責任を転嫁し、言い訳をしない姿を見ることができたことは嬉しくなりました。実質は指導を受け受けながら反省の弁を述べることにはなったわけですが、心のどこかでは嬉しい気持ちになっている私がいました。
今回の悔しさが活かされ結果は良くなっていくことでしょう。今回のことは結果として市民の利益にもつながっていくと考えれば尚更だと思います。感謝の心は、プラス思考の延長線にあると思います。
「他はいいのに何で自分だけが・・・。」この考え方には「ありがとう。ありがたい。」の発想は生まれてきません。笑顔も同様ではないでしょうか。人生全てにプラス思考はできませんが、意識して少しでも楽しい時間を過ごしていきましょう。
今度の日曜日、現代舞踊版「鬼武蔵~TADAMOTO」が文化会館で行われ、夜の部(17時開場、17時30分開演)のチケットに余裕があるそうです。みんなの一所懸命な姿を見るのは素晴らしいものですよ。第1回目からずっと見てきましたが、毎回違った感覚と感動を覚えます。ある人が、「最近、伊佐の小中学校の頑張りの背景の中には、「ちむどん」の活動による影響もあるのでは?と言われた人がおられました。職員の皆さんも是非見に行ってくださいね。当日会場で会えることを楽しみにしています。
-寒空に 心あたたか 鬼武蔵-
12月の行事について主なものを紹介します。
1日は10時より伊佐市議会本会議(招集日)、14時から県市町村総合事務組合議会定例会(鹿児島市)。17時30分から曽木の滝公園イルミネーション点灯式に出席しました。今年は無料で鑑賞できる九州最大をキャッチフレーズに多くのボランティアの参加もあり設置されました。
2日は10時30分から伊佐市シルバー人材センター祭り。
3日は9時から伊佐市ふれあい駅伝競走大会。12時15分から餅工房・カフェとどろき庵開店祝い。13時30分から市長・副市長と語る会(大口冨士福祉館)。
4日は子牛のセリ市(薩摩中央家畜市場)。19時から伊佐市消防団ラッパ隊激励。
5日は10時から伊佐市議会定例会2日目(一般質問)。16時30分から読売新聞社主催 第73回全国小・中学校作文コンクール最優秀賞の田中小学校5年 南 太陽さんからの表敬訪問。思いやりの心で書かれている内容に感動する素晴らしい作文でした。南太陽さん本当におめでとうございました。
6日は10時から伊佐市議会定例会第3日目(一般質問)。19時から伊佐地区駅伝運営委員会。
8日は7時30分から毎月恒例の環境政策課職員による、市内ゴミ拾い活動に参加しました。今回は市役所菱刈庁舎に集合し、菱刈地区を行いました。今回も第一生命保険株式会社の皆さんに参加していただきました。一年間本当にありがとうございました。10時から伊佐市議会本会議4日目(一般質問)。16時から新型コロナワクチン接種。18時から伊佐市消防団幹部会交流会。
9日は18時30分から隼仁会忘年会に出席しました。
10日は9時から第64回南日本10㎞通信競技大会・伊佐地区ロードレース大会。
11日は14時30分から消防長来室。17時から大口高校吉満校長先生来室。
12日は伊佐市議会本会議5日目(総括質疑)。18時30分から伊佐ライオンズクラブ忘年会。
13日は8時30分から長野吉泰教育委員辞令交付式。9時30分から伊佐湧水防犯協会レク(うそ電話詐欺防止キャンペーン)。11時からH氏来室。13時からマリンパレス鹿児島から来室。18時から川内川流域交流会。
14日は18時から伊佐市商工会忘年会。
15日は10時から伊佐保護区保護司会叙勲等受賞報告のため西会長、下野氏、松ケ迫氏からの表敬訪問。10時45分からうそ電話詐欺防止キャンペーン活動(鹿児島銀行大口支店)。11時30分から伊佐地区酪農振興協議会忘年会。18時からリプサ㈱忘年会。
16日は10時からたんぽぽ親の会による講演会に出席しました。講師はこども家庭庁支援局障害児支援課の課長補佐鈴木久也氏で今後の国の施策についての説明もあり大変参考になる講演会となりました。
17日は13時から第16回県民公開講座が伊佐市文化会館で開催され出席しました。講演は「高血圧予防と食生活~脳・心・腎を守るために~」と題して、講師は鹿児島大学大学院医歯学総合研究所心臓血管・高血圧内科学大石充教授で、具体的な例を示された内容で分かりやすかったと参加者からも喜びの声が聞かれました。
18日は11時から九州電力㈱霧島営業所長来室。19時から伊佐市消防団規律訓練激励。
19日は9時から徴収確保対策団体市町村長等意見交換会(WEB)。15時10分から国道447号整備促進期成会宮崎県要望会。河野宮崎県知事はじめ宮崎県道路関係幹部の皆さまに丁寧な対応をしていただきました。
20日は9時から固定資産評価審査委員辞令交付式(3名)。10時30分からNTT西日本㈱鹿児島支店長来室。18時30分から大口ロータリークラブ合同親睦会。
21日は9時から市内企業への年末のあいさつとして、大口酒造㈱、サンコーテック㈱、リプサ㈱、有明農産、甲斐商店を訪問しました。
22日は8時から消防課長会。10時から伊佐市議会定例会最終本会議。13時30分から鹿児島県財務事務所長が来室され、現在の伊佐市の財政状況について説明されました。この内容は伊佐市のホームページに公表されますが、県内の市町村の平均を大きく上回り安定していると高評価をいただきました。15時からは臨時課長会を開催し、今年度採用した職員による体験発表を全員から聞きました。「みなさんを採用して良かった。」を第一声に、最後には私から感想とエールを贈りました。18時30分から大口土地改良区忘年会、伊佐市課長会忘年会に出席しました。
23日は13時から九州カヌー冬季合同合宿開会式。九州各県から多くの選手に参加していただきました。燃ゆる感動かごしま国体の会場となった伊佐市菱刈カヌー競技場での開催です。
24日は17時から毎年恒例となってきた「鬼武蔵~TADAMOTO忠元2023」を見に行きました。毎年のことですが本当に感動します。「一生懸命はかっこいい」まさにそのキャッチフレーズがピッタリで学校教育ではできない新しい教育のあり方がここにはあります。素晴らしい時間に感謝と感動でした。出演者をはじめスタッフの皆さん、保護者の皆さんに感謝します。
25日は9時から市内企業への年末のあいさつとして、大口電子㈱、菅公アパレル㈱大口工場、㈱ジャパンファーム、㈲ロフトインズ、大山酒造、スカラー㈱九州工場、㈱大国ファームを訪問しました。13時10分から伊佐農林高校前田校長先生、大口高校吉満校長先生来室。16時から鹿児島県市町村振興協会第4回臨時理事会(鹿児島市)。
26日は10時から一部事務組合議会打ち合わせ会(伊佐湧水環境管理組合、伊佐北姶良火葬場管理組合、伊佐湧水消防組合、大口地方卸売市場管理組合)13時から市内企業への年末のあいさつとして、住友金属鉱山㈱菱刈鉱山、㈱鹿児島ハイテク、㈱三栄鹿児島工場、北薩精工、カミチクファーム、サンキョーミート㈱を訪問しました。
27日は10時から伊佐湧水環境管理組合、10時45分から伊佐湧水消防組合、13時30分から伊佐北姶良火葬場管理組合、14時30分から大口地方卸売市場管理組合、それぞれの議会。
28日は10時から伊佐湧水環境管理組合「未来館」、伊佐北姶良火葬場管理組合、伊佐市衛生センター「きらり館」、大口リサイクルプラザの仕事納め式に出席しました。16時から職員永年勤続表彰式、伊佐市役所仕事納め式、18時から伊佐市職員労働組合主催職場交流会。
29日は18時から伊佐市消防団による年末警戒。11分団から17分団まで激励のために回りました。伊佐市消防団の皆さんには日頃より点検や訓練、そして消火活動、行方不明者の捜索等献身的に活動いただいています。本当にお世話になり感謝申し上げます。令和5年は皆さまのお陰をもちまして素晴らしい年となりました。
今回の内容は「広報いさ」令和6年1月1日号で掲載した新年のあいさつと職員メール1通、12月の主な活動の様子を紹介させていただきました。皆さまには私の投稿を一年間読んでいただきありがとうございました。令和6年も月初めに更新していきますのでお付き合いくだされば嬉しいです。(笑)
さあ、今年は辰年です。皆さまにとって昇り龍のごとく飛躍の年となることを心より祈念しています。私は年男ですので記念すべきこの年に、伊佐市の大きな飛躍を願い、チャレンジを続けながら頑張っていきます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
- こんな時には?