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早い梅雨の到来

2025年06月01日

 今日から6月ですが、今年は例年になく早い梅雨入り宣言が発表されました。これも例年では考えられないようなことになりますが、5月21日には気象台より土砂災害警戒警報が発令され、伊佐市では異例となる避難指示を発令しました。今年の4月と5月は、例年とすると雨の日が少なかった感覚を持っていますが、その反動がこれからの季節で起こることも考えられるために気を引き締めていきたいと思います。
 一方では、最近のニュースで一番多く取り上げられているのは、皆さんもご存じのとおり米価格の問題です。伊佐市は古くから伊佐盆地で栽培されるブランド米「伊佐米」の生産地として、また、県内一の米どころとして歴史を積み重ねてきました。しかしながら、多くの諸問題が重なり米生産農家の所得が向上することは無く、そのことによって現在の農業従事者の高齢化や担い手不足が慢性化し、将来の食糧事情は厳しい状況に追い込まれてきました。
 令和5年までのJAの米の先渡しとなる引き取り価格においても、30㎏7,000円程度と、農業機械や肥料に資材、燃料等の高騰が続く状況下の中ではあり得ない金額でした。そんな中、令和6年のJAによる米の引き取り価格は2倍近くになり、私たちはやっと米を安心して栽培できると喜んでいました。
 しかしながら最近のニュースでは、「米の販売価格が過去最高を更新」の報道が連発されており、正直うんざりしているのが本音です。小泉農林水産大臣が進めている「備蓄米随意契約」については、令和4年産の古古米や令和3年産の古古古米の販売価格が5㎏2,000円(税別)程度になると報道されましたが、2,000円という数字が独り歩きし新米を含む全ての米がその値段で販売されるようになると勘違いする消費者も多いのではないかと心配しています。もし、5㎏2,000円という値段が当たり前の感覚になってしまったら米の生産現場は崩壊してしまいます。それこそ米農家が安心して生産が続けられるように適正な価格保証を行うときに来ていると思います。もちろん、併行して効率的な生産、流通体制への改善を進め、生産者と消費者が納得できる価格バランスを追求し続けることが必要です。
 昨年の秋に収穫され昨年のうちに農家から出荷されているはずの米が、何故今なお値上がりを続けるのか?それよりもそもそも何故これほどまでに米が不足しているのか?どう考えても流通過程でのコストや量の操作が行われてきていると考えてしまいます。
 最近、私はあちこちのあいさつで申し上げていることなのですが、「米5㎏4,000円を実際に食するとなると朝、昼、夜ともにお茶碗1杯ずつ食したとして、24日分ある計算になります。そうすると1日に消費する米の値段は166円ですから1膳当たりの値段は約55円となりますが、55円は本当に高いのでしょうか?
 1膳当たりの米と同量のパンの値段を考えたとき、日本人の主食である米の1膳当たり55円は本当に許せない金額なのでしょうか?玄米30㎏の米を精米したら約27㎏の白米になるといわれています。仮に昨年のJA北さつまのヒノヒカリ1等米の引き取り価格、13,400円を5㎏に換算した場合、約2,481円になりますので、昨年までと同じ流通の過程(経費率)で店頭に並べられるとするならば、約3,300円になりますから、消費税を入れても3,630円で購入することができることになります。小売店の価格による手数料率で少し高くなったとしても4,000円以下で購入できる計算になると思われるのです。
 このような状況から見ても最近の米価格の異常な上昇とニュースのあり方については納得いかない私です。生産者を守りながら消費者にも安心して買っていただく落としどころはきっとあるはずなのですから、安心で安全な日本の米(農産物)が当たり前に流通するように是非とも実現に向けて情勢が動いていくことを強く願っています。

 話は変わりますが、5月は例年になく県外への出張の多い月でした。県外への出張といえば国への予算陳情のための全国大会や陳情活動をはじめ、企業誘致活動や伊佐市出身者による「ふるさと会」等目的も様々ですが、日頃から心がけるようにしているのは、慌ただしく動き回ることに対して「忙しいなあ」と思うのではなく、「動き回れることに感謝していきたい。」と意識しながら毎日を過ごすようにしています。
 また、先日は東京出張での合間を縫って、大阪関西万博で内閣府地方創生推進事務局が主催する「地方創生SDGsフェス」の伊佐市ブースに激励に行きました。全国からも多くの注目を集めている伊佐市ブース「13バース(イサバース)」に立ち寄っていただく方も多く大人気です。私も実際に体験しました。スタッフの皆さんは、今話題の米「伊佐米」を手渡しながら伊佐市PRを精力的に頑張ってくれています。本当に頼もしい限りです。
 同時に、伊佐市で長年にわたり操業いただき、多くの地域貢献をいただいている、住友金属鉱山㈱のご配慮によって、住友グループで出展されている「住友館」を体験することができました。「“いのちの物語”に出会える、ここにしかない森」をコンセプトに造られた館内のどれもがリアルに表現されており、ことばでは表せない感動をたくさん覚えました。案内してくださった、住友館の西條浩史館長、寺島英之副館長、実際に館内を案内してくださったスタッフの素晴らしい対応にも感動しました。本当にありがとうございました。
今回の経験や出会いもそうですが、動き回ることにより多くの出会いがあり感動があります。今後も精力的に動き回り、これまでと同様に素晴らしい多くの出会いを期待しながら進んでいきたいと思います。

 今年のゴールデンウィークはどのように過ごされましたでしょうか?伊佐市では「第22回龍桜船団トラック祭り(チャリティー)」や「郡山八幡神社春季大祭(郡山棒踊り奉納」が昨年に引き続き開催されました。また、5月に行われた伊佐市出身者(鹿児島県出身者)による「東海伊佐会」、「八幡鹿児島県人会」に今年もご招待いただき、楽しく元気の出る時間を過ごしました。本当にありがとうございます。

 【今回も職員メールを1通紹介したいと思います。】
「錬心舘菱刈支部の活躍」
 今日は、錬心舘菱刈支部(空手)の皆さんが、道統少林寺流錬心舘鹿児島県空手道大会2025の大会出場報告のために市長室に来てくれました。小学生の部低学年、準優勝、国松澪さん(菱刈小学校3年)、三位、柚木崎小冬さん(菱刈小学校3年)、敢闘賞ベスト8山下凛心さん(菱刈小学校3年)、敢闘賞ベスト8市来金汰さん(菱刈小学校2年)、高学年、優勝、国松煌貴さん(菱刈小学校6年)、三位、市来晄丞さん(菱刈小学校4年)、敢闘賞ベスト8、小野維子さん(平出水小学校4年)、川村涙さん(本城小学校4年)、中学生の部、三位、小野綾子さん(大口中央中学校1年生)、高校男子の部、三位、林煌理さん(伊佐農林高校1年)、組手試合高校男子の部、準優勝、林煌理さん(同)の素晴らしい成績でした。
 小学校低学年の子どもたちも、私からの問いかけにハキハキと立派に答えてくれて、大会の成績も素晴らしいですが、皆さんの態度の素晴らしさに感動しました。昨年も優秀な成績を報告してくれて大変嬉しく思ったのですが、今年も元気と勇気をもらいました。指導してくださっている林先生に感謝したいと思います。「教育日本一のまち」と言い続ける私(伊佐市)にとって、またひとつ嬉しい報告と手ごたえを感じた一日となりました。
当日は雨が降っていたため、空手道着に長靴姿の低学年の子どもたちが何人かいましたが、何とも愛くるしい姿に微笑ましい気持ちになり「雨が降ってくれてこんな姿を見ることができて良かったな」と子どもたちには申し訳ないですが、思いながら見ていました(笑)。わざわざ報告に来てくれてありがとうございました。
 みんなに負けないように私も頑張ります。
 橋本 拝

 (5月の主な行動についてお知らせします。)
 5月1日は10時から菱刈土地改良区水神祭(湯之尾水神)参列。11時30分から鹿児島気象台長来室。13時15分から堀之内氏来室。14時30分から大口高校1年生による伊佐市都市計画マスタープラン研究委嘱状交付式及び激励。19時から伊佐市認定農業者の会懇親会。
 5月2日は10時から伊佐市更生保護女性会総会。13時から川内川上流河川改修期成同盟会理事会(湧水町役場)。16時から定例課長会。18時から北さつま農協伊佐金山ねぎ振興会・南瓜部会懇親会。
 5月3日は12時から第22回龍桜船団トラック祭りチャリティー撮影会。全国各地のデコトラが菱刈環境改善センターに集結し来場者を楽しませていただきました。当日は募金活動で集まった寄付金を「令和6年石川能登半島地震義援金」として贈呈していただきました。毎年、志の高い活動に本当に感謝です。
 5月5日は10時から郡山八幡神社春季大祭。10時45分から直会。11時30分から郡山棒踊り奉納で地域の多年齢層の会員により素晴らしい郷土芸能を披露いただきました。
 5月7日は9時30分から鹿児島県消防救助技術大会査閲。13時15分から鹿児島県高校教育課から来室。14時30分から川内川改修促進期成会。16時30分からカヌー世界ジュニア選手権出場報告のために大口明光学園高校3年植木善大さんが市長室に来てくれました。世界大会出場とは素晴らしい結果です。
 5月8日は9時30分から伊佐市民生委員児童委員協議会総会に出席。11時から大口酒造㈱寺原専務と有川氏来室。18時から鹿児島県建設協会姶良伊佐支部総会(霧島市)出席。  
 5月9日は13時30分から霧島人権擁護委員協議会総会出席(霧島法務局)。16時30分から上記で紹介した錬心舘菱刈支部の子どもたちが県大会結果報告。18時30分から黒伊佐錦を楽しむ黒伊佐伊佐会。
 5月10日は9時から第18回伊佐市菱刈がらっぱパークゴルフ大会に出場しました。スコアは良くありませんが、飛び賞をいただきました。楽しい時間をありがとうございました。13時からプロバレーボールチーム「フラーゴラッド鹿児島」によるバレーボール教室が行われ、菱刈トレーニングセンターに行きました。子どもたちも楽しそうにプレーしていました。毎回お世話になりありがとうございます。
 5月11日は9時30分から川内川総合水防演習(薩摩川内市)に参加。その後は、古川国土交通副大臣との昼食会・意見交換会に出席しました。緊張感のある水防訓練が実施され大変参考になりました。
 5月12日~13日は鹿児島県代表で全国赤十字大会に出席するために上京。
 5月14日もそのまま東京に滞在し、8時から鹿児島県市長会から鹿児島県関係国会議員への要望活動に参加。10時45分から総務省講演会(ふるさと納税等について)出席。12時から鹿児島県市長会臨時会。13時30分から道路整備促進期成同盟会第46回通常総会及び命とくらしを守る道づくり全国大会出席。
 5月15日は9時30分から伊佐市老人クラブ連合会総会。
 5月16日は9時50分から鹿児島県猟友会伊佐支部総会。10時30分から伊佐市コミュニティ協議会理事会。15時15分から鹿児島県選抜一般社会人ソフトボール大会優勝報告のためにZEROチームの三日市代表他表敬訪問。16時から伊佐市医師会長と消防本部、伊佐市との意見交換会。今後の伊佐市医療体制について意見交換を行いました。18時から鹿児島県猟友会伊佐支部懇親会に出席。
 5月17日~18日は東海伊佐会総会(名古屋市)。18日は前夜祭として宮脇会長はじめ役員の方々と楽しい時間を過ごしました。19日は総会本番で100名近い方々と楽しい時間を過ごさせていただきました。いつも思うことですが伊佐市出身者の方々には伊佐市のことを大切に思い温かく迎えていただき感謝でした。
 5月19日は14時から九州治水期成同盟会第68回定期総会出席(人吉市)。19時から川内川上流河川改修期成同盟会交流会。
 5月20日~21日は九州市長会に出席(長崎市)。
 5月22日は10時から南九州中部地域医療連携協議会監査。11時から明治安田生命鹿児島支社長就任あいさつのため来室。14時から鹿児島県森林整備公社理事会出席(鹿児島市)。18時30分から姶良伊佐地区スポーツ協会連絡協議会伊佐支部総会。19時から伊佐地区駅伝運営委員会。
 5月23日は10時から伊佐農業公社第1回理事会。14時から伊佐市商工会総会。地域・教育魅力化プラットフォーム坂内氏来室。16時45分から大阪・関西万博に出展される13バースの皆さんが出発のあいさつのため来室。
 5月25日は11時30分から八幡鹿島県人会に出席(北九州市)。
 5月26日は9時45分から第39回レクダンスフェスティバル代表福本伊佐市議会議長から寄付金を持参いただきました。能登半島地震の義援金として活用します。感謝。13時30分から菱刈泉熱開発有限会社株主総会。15時30分から伊佐市防災会議。
 5月27日は全国治水同盟期成会出席のため上京。
 5月28日は大阪関西万博伊佐市ブース及び住友館訪問。
 5月29日は全国治水砂防協会通常総会出席。12時から森山裕代議士との意見交換会。13時から日本工営エナジー本社訪問(以上東京都)。
 5月30日は10時から姶良伊佐土木協会監査。15時から鹿児島県農業集落排水事業連絡協議会総会に会長として出席(鹿児島市)。18時30分から姶良伊佐保健医療圏医師会市町村行政等懇談会(霧島医療センター)に出席し、霧島医療センターの各施設の視察と 19時からは鹿児島県医師会、姶良伊佐医師会等の意見交換会が行われ、今後の行政と医師会との意見交換会の活発な開催と連携の強化について要望をしました。
 5月31日は伊佐市民ゴルフコンペが行われましたので、伊佐市職員とともに参加しました。成績は?です。

 今月からは線状降水帯や台風の発生を警戒しながら過ごす日々を迎える時期となりました。危機感をもって日々職員と一体となって過ごしていきたいと思います。もちろん、できることなら災害の発生がないことを願っています。緊急時の情報伝達のためにも昨年度に整備した伊佐市防災行政無線が力を発揮してくれると期待しています。先ずは命を守ることを大前提に行動していきたいと思いますので、皆さまもご理解とご協力をいただきますようよろしくお願いします。

 いつもお願いしていることですが、今月も笑顔を忘れないように心がけ、嫌なことが起こったとしても乗り越えていきましょう。皆さまにとって素晴らしい毎日となるよう祈念しています。夢ある伊佐を一緒につくりましょう。

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