(病害虫予報)普通期水稲の斑点米カメムシ類の発生について
2024年08月14日
鹿児島県内で斑点米カメムシ類の発生が平年より多いため、適期防除を行い、被害防止に努めるようにしましょう。
鹿児島県病害虫防除所によると8月2日~6日に普通期水稲周辺のイネ科雑草地(21地点84箇所)を調査した結果、斑点米カメムシ類の捕獲箇所率は88.1%(平年69.7%)でやや高く、平均捕獲虫数は10.2頭(平年6.9頭)とやや多いことが分かりました。
また、イネカメムシも本県で多く捕獲されていることから注意が必要で、本年度はイネカメムシの地域別平均捕獲数が北薩平坦地域にて急激な増加も確認されていることから、防除を徹底されますようお願いします。イネカメムシは他の斑点米カメムシ類の防除時期(穂揃期と乳熟後期)よりやや早く、出穂期の防除が重要となります。
イネカメムシとは
出穂期に籾の基部を吸汁するため不稔籾となる恐れがあり被害発生が多いと減収につながります。
(撮影場所:姶良市)
問合せ先
農政課 農業政策係 ℡ 0995-23-1311
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