伊佐市長、南三陸町を訪問
2011年06月01日
市長は5月28日(土)に今回の東日本大震災により甚大な被害を受けた宮城県南三陸町を訪問しました。
南三陸町には、災害発生後の支援申し出に対し調整がついたのをきっかけに、これまで市民の皆様から提供いただいた支援物資の送付や職員の派遣を行ってきましたが、第7陣の職員派遣の終了にあわせ当町を訪問することとなったものです。
市長は、南三陸町役場仮庁舎の危機管理課において、佐藤町長・佐藤総務課長・三浦危機管理課長と面会し、当町に対するお見舞いを申し上げ、支援金50万円を渡した後、現在における被災・復興状況や今後の支援のあり方についての意見交換を行いました。
南三陸の佐藤町長からは、伊佐市民による物資や支援金の提供をはじめ、4月5日からの当町での伊佐市職員の支援活動に対し「細かな心遣いで活動してもらった。伊佐市の皆さんには本当に助けられた」との感謝の言葉をいただくとともに「とにかく先を見てやっていくのみです」と未来に向けた新たなまちづくりへの強い決心を話していただきました。
その後、仮庁舎の様子や自衛隊の支援による仮設のお風呂、未だ不明者も安置されている「ベイサイドアリーナ」やボランティア活動の登録・支援を行う「ボランティアセンター」などの視察をはじめ、志津川・歌津といった被災地を見て回り、今回の震災の甚大さを360度の方向から体感しました。
多くの職員を失った防災対策庁舎跡では両手をあわせ最後まで住民の避難誘導に努め命を失った皆さんの冥福を祈るとともに、今回の震災によってできた南三陸町との縁をつなぎ、復興に向けた支援を継続していくことを誓いました。
◆企画調整課秘書係 電話 23-1311 内線1301・1302
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