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災害派遣の報告(第5陣)

2011年05月12日

 

   「百聞は一見にしかず」津波被害の現場に立ったが、自分は助からない  

 と思った。

   自然の力には人間は勝てない。

 役場自体が流されすべてがゼロからのスタートであった。普段の町役場の業務

は殆ど出来ない状態で、災害関係(罹災証明、生活支援金、仮設住宅、避難所

の対応)が主であった。

   被災現場や被災者と接したことで、被災地のご苦労を実感した。

 南三陸町の職員のご苦労と頑張り、前へ進む力強さを感じた。

   自衛隊の頑張り、そしてどんな時でも笑顔を絶やさないプロ意識を感じた。

   南三陸町の復興を祈りつつも、復興へのご苦労は並大抵のことではないと改

  めて実感した。

    南三陸町の今回の災害への迅速な対応を感じた。

    職員がなかなか休暇を取得できない状況であったが、少しずつ改善されてき

  ていると思った。

    被災して情報の入手方法が限られているので、土日関係なく仮庁舎に住民の

方が   来られた。(電話問い合わせの件数も多かった。)

 

        宿舎から仮設庁舎まで、瓦礫の中を出退庁しましたので「惨状」は観てとれ

  ましたが、被災者の方々の「苦悩」は計り知れませんでした。      

    職員の中にも、避難所生活の方がたくさん居るとききました、仕事と家事は

  とてもキツイだろうと思った。

    この経験をどう活かすか、また、遠く離れた地から東北の「復旧・復興」

どう係わっていけるのか、今後も長く支援が必要と感じた。

    震災の直後の混乱時(被災者の支援等)から、いま復興(まちづくり)に

むけて具体的な動きが始まろうとしていると思います。長い道のり、これから

が「支援」「協働」の始まりと思います。

   要望ではないですが、南三陸町は各種申請用紙を1から作成しています。こ

  のような業務をインターネット等で要請すれば、伊佐市でも現地に行かなくて

  も支援ができるのではないかと思いました。(現地で感じたことです)

 

 

○ 今後の伊佐市の防災体制や今後参考とすべき意見

 

       伊佐市では南三陸町ほどの大きな震災はないと思うが、今の伊佐市の避難

 

    所が本当に避難所として安全なのか再度見直しをしてはどうか。

       避難所滞在期間が長期化すると周りに気を使い精神的にきつくなるので、

    近隣市町村の宿泊施設等を集団避難所として受け入れが出来るか調査して

    おく。

 

 ③ このような災害が起こったときに、安否確認の情報収集はかなり大変な

      業になるので、日頃から自治公民館単位での名簿作成等(現在地の把握等)

      あれば、すぐに情報収集できるのではないか

 

 ④ 伊佐市の場合は、災害といえば豪雨災害か、地震だと思いますが、もし、

      災害が起きたときの、拠点となる施設を設置していたほうが良いのでは?

     (南三陸町で言えばベイサイドアリーナ)

 

 ⑤ 日頃から大規模な災害に備え、職員の役割分担を明確にしておく必要があ

      る。

 

 ⑥ 災害が起きたとき、電気と水の確保が大切である。各校区に井戸水やペッ

      トボトル水の確保が必要。

 

 ⑦ 避難所に、必要な物資「懐中電器、毛布、薬、保存食、水」がストックし

      てあると便利である。

 

                            平成23年5月

 

                       

              第5陣  田中 健一  長谷川 学 山内征一郎  枦山  光

 

 

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