曽木の滝分水路「土木学会デザイン賞2013」優秀賞受賞
2013年12月05日
曽木の滝分水路が「土木学会デザイン賞2013」優秀賞を受賞しました。
「曽木の滝分水路」は、川内川等の氾濫による家屋の浸水被害を解消することなどが目的で、「川内川激甚災害対策特別緊急事業」によって整備されました。
設計に携わった熊本大学の景観デザイン研究室は、年間数十万人が訪れる観光地「曽木の滝」に近接することを考慮し、災害復旧にとどまらない景観に配慮した新しい価値を地域に与えました。
今回、受賞した「土木学会デザイン賞」では、自然の地形や地質を見極め、その特性に沿った河道掘削を行った丁寧な設計・施工と、その後の地域資源の活用策として河道内のウォーキングなどを実施していることが評価されて優秀賞を受賞しました。
土木学会デザイン賞2013選考結果
詳しくは、「土木学会デザイン賞」のホームページをご覧ください。
【土木学会デザイン賞とは】
「土木学会景観・デザイン委員会デザイン賞(略称:土木学会デザイン賞)」として2001年度に創設され、これまでに114作品を表彰しています。
■本賞の特色
本賞は、公募対象を公共的な空間や構造物に広く求めるとともに、新たに創出された空間・構造物はもとより、計画・制度の活用や組織等の活動などに創意工夫がなされたことで景観の創造や保全が実現した作品も含まれます。特に、作品自体を表彰するというよりも、当該作品に貢献した人物・組織(本賞では「主な関係者」と称する)に対し賞を授与するものです。したがって、褒賞の対象者は、建設部門に属する方に限定せず、計画・制度の立案者をはじめ、積極的に貢献した行政担当者、NPOやNGO等の団体組織などさまざまです。
■分水路受賞歴
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