7/27まで特別公開~柳原白蓮の歌碑と新たな歌
2014年07月07日
NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」は村岡花子(翻訳家)の物語ですが、ヒロインの友役で柳原白蓮(歌人)をモデルにした人物が登場します。
柳原白蓮(1885~1967)は、昭和32年(1957)に世界平和運動の講演の途中、旧大口市(現:伊佐市)を訪れました。
その際、新納忠元と豊臣秀吉の会見や滝見物の言い伝え、川ざらえと薩摩藩の米の流通などの話を聞いた後に歌を詠んでおり、その歌碑は曽木の滝で見ることができます。
曽木の滝を詠んだその歌は貴重な作品として、地元の「曽木の滝ボランティアガイド」を通じて多くの方々に紹介されていました。
これまで大切に白蓮の歌をつたえてきましたが今年5月、曽木の滝のことを詠んだ歌のほかに2つの歌が伊佐市内で見つかりました。
昭和32年に旧大口市を訪れた際、3つの歌を詠んでいたことになります。
新たに見つかった作品(個人所有)を含む白蓮関連の品を特別公開することとなりました。
期 間 : 平成26年7月8日(火)~27日(日)
午前9時~午後6時(日曜・祝日は午後5時まで)
※14日及び22日は休館日です。
場 所 : 大口ふれあいセンター2階 大口図書館
(伊佐市大口里2845番地2)
併せて、伊佐市出身の直木賞作家、海音寺潮五郎ゆかりの品の展示もあります。
◆曽木の滝にある歌碑
「もののふの昔がたりを曽木の滝 水のしぶきにぬれつつぞ聞く」
◆新たに見つかった色紙の歌
「なつかしやその頃つけしおしろいの 移り香そする蒔絵の手筥」
◆新たに見つかった焼物の歌
「西日うけてさくら嶋紅きをりしもや まん月白く中天にあり」
【問い合わせ先】 伊佐PR課交流PR第1係 電話0995-29-4113
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