硫黄山噴火による川内川水質汚染対策についての情報(6月11日現在)
2018年06月13日
〈主な経過〉
5月14日:「硫黄山噴火による川内川水質汚染対策会議」を設置
15日:川内川水系以外の水田で転作を予定している農家に対し水稲作付けを呼び掛ける
15日:鹿児島県議会総務委員会11名来市
16日:九州各県議会議長会が政府(内閣府、農林水産省、国土交通省)に要請
16日:農林水産省が自然災害対策本部設置
16日:畜産農家へ説明会
21日:「第2回硫黄山噴火による川内川水質汚染対策会議」
23日:農林水産省が農家支援策を発表
24日:県知事と意見交換会(農水省の支援策を説明)
24日:魚の死因は酸性による鰓の損傷。県水産技術開発センター発表
26日:伊佐市農業再生協議会は水稲作付け中止に伴う転作等の助成金を示す
29日:鹿児島県議会自民党県議団来市17名
31日:伊佐市議会全員協議会で経過報告と転作等助成金を説明
6月5日:営農計画書変更手続き開始(10日まで495戸の農家対象)
5日:えびの市:長江川上流に不純物除去用の大型沈殿池建設完了
6日:農林水産省から「硫黄山噴火に関する支援対策」の説明を受ける
11日:「第3回硫黄山噴火による川内川水質汚染対策会議」
〈魚の死骸回収〉
菱刈カヌー場付近において、川内川河川事務や伊佐市、カヌー関係者で回収作業を行いました。3.6t処理。5月14日以降は魚の死骸は確認されていません。
〈水質検査状況〉
採水日:6月4日
場所:山下橋(菱刈カヌー場上流)
検査項目 |
検査結果 |
基準値 |
PH(水素イオン濃度) |
7.6 |
6.5~8.5 |
ヒ素(mg/ℓ) |
0.001 |
0.01以下 |
ホウ素(mg/ℓ) |
0.05 |
1以下 |
鉛(mg/ℓ) |
0.005未満 |
0.01以下 |
〈農業関係〉
水稲作付け中止に伴う農家への支援策をまとめました。(対象:530ha、495戸)
【市の支援】
・市独自補償総額1億1,050万円(6月4日市議会に補正予算を提出、審議中)
農地保全管理費10,000円/10a
代替作物取組支援25,000円/10a 計1億229万円
共済未加入支援 33,000円/10a
代替水源等の調査委託料 800万円
【国の支援】(農林水産省ホームページで確認できます)
・作物転換等の取組に対して種子・種苗の購入、農業用機械のリース・レンタル等に要する経費の助成。(1/2以内)
・稲わらや代替粗飼料の確保に支障が生じた場合には、その確保に要する経費を助成。
(5千円/トン以内)
以前の情報については以下のとおりです。
・硫黄山噴火による川内川水質悪化についての情報(4月19日~5月3日)
・硫黄山噴火による川内川水質悪化についての情報(5月4日~5月14日)
〈問い合わせ先〉 電話 0995-23-1311
全体窓口(経緯など)⇒総務課 内線1111
農政関連(農地利用など)⇒農政課 内線2240
- こんな時には?