伊佐市を拠点に活動する「演劇集団 非常口」代表の島田佳代さん(劇作家・演出家)が、平成30年度 鹿児島県芸術文化奨励賞 受賞!
2018年11月21日
伊佐市を拠点に活動する「演劇集団非常口」代表の島田佳代さん(劇作家・演出家)が、平成30年度「鹿児島県芸術文化奨励賞」 受賞者に決定した旨が、11月21日(水)、鹿児島県庁ホームページで発表されました。
【該当ページ】平成30年11月21日付け、鹿児島県庁HP発表
「平成30年度 鹿児島県芸術文化奨励賞 受賞者が決定しました。」
本賞は、「芸術文化の各分野において優れた業績をあげ、その向上発展に貢献し今後一層の発展が望まれる個人又は団体」に贈られるものです。
授賞式は、11月27日(火)15時から、鹿児島県庁5階 特別応接室で行われます。
島田 佳代 氏
プロフィール
劇作家・演出家。伊佐市大口在住。平成13年、伊佐市を拠点に活動する劇団「演劇集団非常口」結成と同時に代表に就任。以後、同劇団のほとんどの上演作品で戯曲の執筆を担当。
平成23年、戯曲『四畳半の翅音』で第3回九州戯曲賞 大賞を受賞。本作は平成25年、自身の作・演出で伊佐市、宮崎県都城市、福岡市の3か所で上演された。また、平成26年には戯曲が韓国語に翻訳され、韓国・プサンの劇団「俳優倉庫」により日韓両国で上演された。
平成26年、戯曲『乗組員』で第1回北海道戯曲賞 優秀賞を受賞。本作は、同年に自身の作・演出により伊佐市で上演された。また、平成27年には、日本を代表する劇作家・演出家の1人である前田司郎氏の演出で、北海道で上演された。(朗読劇形体)
また、鹿児島県内で活動する劇団・演劇人が数多く加盟する鹿児島演劇協議会においては設立準備から携わり、平成19年の設立後は理事を、平成24・25年度は代表理事(会長職に相当)を務めるなど、鹿児島県を代表する演劇人の1人に数えられている。
そのほか、伊佐市唯一の劇団として地域活動にも積極的に取り組んでおり、平成22年、伊佐市ゆかりの戦国武将「新納忠元」没後400年記念朗読劇の創作・上演に、非常口の劇団員とともに参加。
平成27年の国民文化祭かごしま2015・伊佐市主催事業「いさ演劇祭」では、上演2作品に演出補として参加。平成28年度からは毎年、伊佐市のポスト国文祭事業「演劇ワークショップ 劇団いさ」の講師を務めるなど、地域文化の振興にも貢献している。
近年では、日本を代表する劇作家・演出家の1人である松田正隆氏による「長崎を上演する」プロジェクトに戯曲で参加。
平成28年度は、南日本新聞・朝刊1面の日曜随筆「朝の文箱」を1年間にわたり担当。(月1回、全13回連載)
平成30年11月上演の第19回公演『鱗の宿』(第4回「北海道戯曲賞」最終候補作)では作・演出を担当し、「小劇場系演劇の殿堂」として知られるこまばアゴラ劇場で初の東京公演(11月15日~18日)に臨むなど、その活動は県内外にひろがり、全国的に注目を集めつつある。
なお、東京公演で上演した『鱗の宿』は、平成30年11月23日(金・祝)・24日(土)に伊佐市文化会館でも上演した。
現在、鹿児島演劇協議会 監事。
《掲載元》
伊佐市教育委員会 社会教育課 文化芸術係
電話:0995-26-1554(直通) メール:bunka@city.isa.lg.jp
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